2012年4月26日木曜日

ありがとう

時々、お手洗いに入ると
「きれいに使っていただき、
ありがとうございます」
というような張り紙を
目にすることがあります。

先に言ってしまうことで
「そうしよう」と思わせる効果があるとか。

これ、子どもとの会話に入れてみると、
確かに効果的だなと思うことがあります。

我が家は、ゴミ捨ては子どもたちの役目。
・・・といっても、最近は家を早く出る
長女に代わって、ほとんど次女の役目。

朝、ねむい目をこすりながら食事を取り、
なかなか機敏な動きができない次女に
「ゴミは外にまとめてあるから行ってね」
というと、なんとなく不機嫌に。

言っているこちらも、あまり気分が良くない。
「あおちゃん、いつもゴミ捨て行ってくれて
 ありがとう。今日もお願いね」
というと、なぜかすんなり
「うん」と帰ってくる。

行ってくれたらもう一度、
「ありがとね」。
今度の「うん」はもっと元気。

「ありがとう」という言葉には、
人をやる気にさせる力も
あるのかもしれない。

被災地・宮城県女川町で手作りされている
木製のキーホルダー。
“おさかな ドット onagawa”の文字に
「魚がどっと取れますように」との
願いを込めて。

作ってくれてありがとう❤

2 件のコメント:

  1. 「きれいに使っていただいてありがとうございます」
    わたし、これ苦手なんです。
    ありがとうってこういうふうに使うの?って
    つまずきます。
    ありがとうという言葉を使って
    操作されているような、
    思うように操られているような違和感を持つの
    わたしだけかもしれませんが…
    「いい子ねえ」と言われすぎて
    本当の気持ちに従う前に
    いい子を演じてしまうような、
    そうさせる力を感じるんです。
    だからわたしは若松さんがそうされているように、
    助けてもらったり、迷惑をかけた時に
    「すみません」「ごめんね」だけでなく
    必ず「ありがとう」でしめくくります。
    この使い方の方が好きです。
    ふふふっ ちょっとがんこな?わたし…

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  2. ゆるりんりんさんへ

    なるほどー、そういう受け止め方もあるか。
    私は操作されるのが嫌いじゃないのかも(*^_^*)

    でも、夫や子どもたち、周囲の人が
    同じとは限らないから、気をつけなくちゃ。

    若松

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