2013年7月10日水曜日

いいたいことが言えない

数日前 ある方に
「これまでの  自分の子育てを
 点数にしたら何点くらい?」
と聞かれました

今でこそ 多少
(それでも多少です)

冷静に判断するとか
子どもを信じる 
子どもの意見を尊重する
距離を取るが
できるようになってきましたが

長女が中1くらいまでは
私 ダメダメな親だったな~と
思うんです

点数でいえば30点くらい(汗)

それに気がついて  
心の勉強をしたわけです


特に 私が
まずかったなと思っていることは
“自分の思いや考えを  
 子どもに押しつけてきたこと”

もっと簡単に言ったら
長女に  自由に
発言をさせてこなかったこと



そうして過ごすことが続くと
言いたいことが言えなくなる

……というより 言わなくなる
「どうせママに言ったって
 わかってもらえない」

他の場所でも
「私の意見が  尊重されるわけじゃない」
という気持ちになってしまう

成長したとたん 急に
「ほら 言いたいことを  
 言いなさい」
「きちんと自己主張しなさい!」 なんて
 都合が良すぎるってもの

言える状況を
私が作ってこなかったのだから
子どもは戸惑ってしまうのです


あれから4年
私が聞く耳を持つ
彼女の主張を受け入れる
彼女自身を肯定するという
姿勢になってから
長女に 少しずつ変化が表れました

親が変われば子が変わる
実体験したわけです

「私はこうしたい」
「こう思う」 という
長女の思いを聞くたび
言わせてあげなくて
ごめんねという思いと

ホッとした気持ちになる
私がいるのです

ミスドで新しい味のドーナツが
出たから買いに行こう~と
誘われ 一緒に出かけました

一緒に出かけることも
少なくなったから
ウキウキと出かける私です

18 件のコメント:

  1. はじめまして。いつもブログ読ませていただいてます。
     今日のようにとても参考になるお話、ありがたいです!
     私も、自分の都合で娘たちに考えを押しつけてしまったりして反省しきりです(^_^;
      
     これからも、色々なお話楽しみにしています!!

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    1. 匿名さん

      読んで頂けるだけでも嬉しいのに
      コメントありがとうございます


      私も反省ばかり^^;

      でも嬉しいこともあって
      このブログのことを
      直接長女に話したら


      「そうだね 前はそうだったかも
       でも 今のママは違う」
      って言ってくれたんです

      嬉しかったな

      若松 美穂

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  2. 暑いですね
    会う人会う人に、このセリフしか言えない私です(笑)

    ペンギンのお茶会ではお世話になりました
    今回のテーマ、私が話したこととかぶります

    私も言いたいことを、親にほとんど聞き入れてもらえずに育ちました
    私はお嬢さんと反対、聞き入れてもらえるまで戦おうと決めて、ずっと長い間そうしてきました
    そして、40を過ぎたある時、急にもういいやという気持ちになり、そのまま親との距離を置くようになってしまいました

    このままではいけないと、子育てに疑問を持った時は、自分が変わるチャンスなのかもしれませんね
    子供だけが我慢したり、親に歩み寄ったりするのはおかしい
    親も、子供のことを解ろう、知ろうと努力しないと
    歩み寄らないといけないと思うのです
    若松さんのように、私も変わりたいと思っています
    親と同じ子育てをしてはいけないと思うからかもしれません

    親子の関係も、段々変化していくものだと思います
    その度に、親も子も、お互いのことを考えながら、思いやりを持ちながら一緒に成長していけるといいですよね

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    1. いくぴーさん

      ペンギンのお茶会では
      大切なお話をして下さって
      皆さんもたくさん共感されていましたね

      そうそう親子関係は
      段々と変化する

      それで
      それが
      自然なんだと思います

      いくぴーさんの芯の強さは
      魅力的ですよ

      若松 美穂

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  3. 美穂さんの変化は、確かにファンというか、読者に、伝わってると思います。新しいプロフィール写真にも表れていますね。とてもキレイで、大きな心の人という印象です。「ねえ、聞いて下さい、美穂さん〜」と、そばに行きたくなる感じです。以前から、好きでしたが、今は「居心地の良さ」を感じて、ますます好きです。


    さて、私自身はどうでしょうかね〜。
    2年前、夫と大げんかしました。今でも時々、思い出す。居心地悪い妻だったんだろなあ。
    同窓会で再会した女の人とメールしてた…。
    過ぎた事だけど、ツライわ。心の奧底。私は妻として本当にいたらなかったんだと思います。

    もう一つのブログは前向きコメントしてるんですが、
    もちろん、それも本当の私ですが。仲良し家族なんですが。なぜか、美穂さんに打ち明けてしまいました。

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    1. 匿名さん

      そうでしたか~ 

      それは辛い
      過ぎても辛いものは辛いし
      悲しいものは悲しいです

      何年経ってもね

      ただ 私なら
      “私のせい”と思うのは
      どこかでやめにするかも

      ちょっと言葉で説明するのは
      難しい……けど 

      自分が辛くない考え
      辛くならない解釈を
      選ぶっていうのかな

      そうして自分を守っても
      良いと思うな



      若松 美穂


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  4. おはようございます!
    サンキュ!ブログで以前夫婦喧嘩の相談をしたものです。まりこまま、という名前で投稿したとおもいます(^-^
    長男が一年生になり、いま、いちゃもん期です。私が命名しました(笑)
    とにかく最初はがまんして聞いていますがどなってしまう…
    前のブログにありましたが、一人目は点でしか先が見えないからなんでもかんでも私はレールをひいてしまっていると思います。

    プリント連絡袋にしまってね、といって渡してもそのへんにおいてある。
    忘れたら…とおもい何回かいってしまう。
    まだやってない!!と怒鳴ってしまい、長男は、そんなの聞いていない!と言い返す。

    他いろいろ…

    若松さんのブログで子育ての話をきいて、そうだよな、とおもうのに、きっと自分を安心させるため、長男をコントロールしたいのかも。
    でも彼の言い分をきいてやりたい。
    気持ちを吐き出せる子になってほしいと今回のブログをみておもいました。

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    1. だいまゆさん


      いちゃもん期 おもしろい(^_-)-☆

      一年生だと 先生の中には
      まだ“親の責任”と見る方も
      いらっしゃるから
      だいまゆさんも
      プレッシャーを感じているのかな

      私が思うに
      一年生は学校生活で精一杯

      あれもこれもは難しいですよね

      あまり完璧を求めず
      どうしても忘れて欲しくないプリントは
      連絡袋にしまってあげても
      良いのかも……ね

      「入れたよ」と言っても 
      先生に渡すのを忘れることもあって
      笑っちゃうんだけど^^;


      ママの中で 子育てで
      何を大事にしたいか
      2つくらい決めると
      楽かもしれませんよ

      他は 徐々に
      身につけばいいや……
      くらいの気持ちで


      私の場合 忘れ物はしても
      とにかく 元気で
      学校に行き続けて欲しかったから
      (これが我が家の一番)


      ある程度の時期まで 
      連絡帳を見ながら
      忘れ物がないかどうかは
      寝る前に一緒に確認しました

      中学生でも 高校生でも
      忘れ物はしますから
      ……まあ忘れることもあるさ
      くらいの気持ちでね♡

      若松 美穂



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  5. 心の勉強をしたのが娘さんがきっかけだったとは知りませんでした。心の勉強をされて自分自身の考え方は全然違う考え方になりましたか?
    私も子供に自分の考え方押しつけてます…。
    心の勉強は専門の学校に通われたんですか?
    自分の考え方、変えたいって思ってる所にこのblogの内容でした!柔軟な考え方、どうやったらできるでしょうか?

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    1. きくりんさん

      近ければ 時々私がする
      講座やお茶会にご参加さくださーいと
      お伝えしたいところですが
      都心近辺ではないのでしょうか
      (日常生活に役立つ部分だけ
       抜き取ってお伝えしているので
       高額な学費をかけなくても大丈夫です)

      まずは身近なところから……

      こちらの次のブログで
      お勧めしている本を
      読んでみてください

      きっとヒントがえられると思います
      アマゾンでお安く変えますよ

      若松 美穂

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  6. いつもは安心して秘密を持てる、
    そして本当に困った時には
    本音を受けとめられる親、
    パートナー、友人でいたいです。
    そのためには
    自分を柔軟に
    ふところを広く育てようと思っています。
    ついつい忘れてしまうのですが・・・

    いいたいことを言えるのは大切なことだけど
    言わなくてもいいことを言い過ぎる人、
    PCとスマホの普及で爆発的に増えて
    雑音が多い、生きにくいなあと
    最近感じます。
    静けさがとても貴重な時代に突入しました。

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    1. ゆるりんりんさん

      それ わかります~。

      “沈黙は金”でもあると
      伝えることも大事ですね


      若松 美穂

      削除
  7. こんばんは!
    美穂さんのブログでいつも元気を貰ってます!

    私は男の子4人、女の子4人の母です!
    昨年まで、特に大きな問題もなく、楽しく子育てたのしんでましたが、昨年中1の二学期から長男が不登校になり、自分の子育てに自信がもてなくなりました。

    私も、主人も、特に長男には言いたいことが言える環境を作ってあげてなかったように思います。
    楽しいこともたくさんしてきましたが、スポーツをやってて、そのことに関してはかなり厳しくしてきました。
    今は思春期も重なってか、本人も思い悩んでいるようです。
    部活も辞めてしまい、最近ではフリースクールにも行きたがらず、家でゴロゴロ、寝てるかゲームしているか( >_<)

    何にもしたくないのだそう‥

    今はなるべく楽しい環境を心掛けてますが、今後が心配です。

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    1. みぃさん


      そうでしたか。
      みぃさん8人も頑張って子育てされたんですね。

      中学生になって お子さんに変化が生まれたのですね。


      先日ちょうど 不登校に関する講演会を
      聞いてきたばかりです。


      子どもに大事なのは人間関係と意欲。

      遊びに行くでも良いから
      できるだけ周囲の人との関係はつなぐことが大事
      (この時 学校にも行かないのに
       遊ぶなんて……と否定しない)


      何でもいいからやりたいことをやらせて
      (意欲を失わせるのは簡単
       何でも制限をすればいいとのことでした)

      もしかしたら どちらも
      通り過ぎて 周囲との人間関係や
      外とのつながり
      意欲も少し失いつつあるところでしょうか


      他にもお子さんがいるから
      大変だとは思うのですが

      小さな願い事でもいい
      お子さんの「こうして欲しい」
      「こうしたい」を聞き
      そこに耳を傾けることができると良いのですが

      まずは親御さんだけでも
      スクールカウンセラーなどに
      お話をしに行かれると
      いいのでは……と思います


      家族の中だけは
      解決できなくても
      そこに冷静な第三者が
      入ることで見えてくることもありますよ


      若松 美穂

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  8. 久しぶりにコメントさせていただきます。たまりんです。
    大2、高3の息子たちが小さい頃、私達夫婦は怒ってばかり…今思うと、なんであんなに怒っていたのか?あんな小さな子供に厳しくしなくても良かったのでは!?と反省ばかりでした。先日突然の夫の思いつきで、子供達の思い出ビデオ鑑賞をすることに。何故か今まで1度も見たことのないテープに当たりました。幼稚園時代の長男は、極度の緊張や人と同じことをするのが苦手なタイプで、運動会も発表会も、一歩も動かず喋りも歌いもしない…テープには私の『え~っ!!また~!?』の絶叫ばかり(汗)次男はというと、運動会の体操で、隣の子の手が当たった瞬間、パンチ! 後ろの子が前に出てきたら、殴り合った末、睨み付けて下がらせる…ここでも『イヤ~!!まただよ~!!』と私の絶叫が。そんな自分たちの姿に『なに俺!?とんでもない奴じゃん…』と息子たち。でもどんな場面の後も、息子が戻って来た時、いつもハグして頭を撫でていたんですよ、私。私も全く記憶になかったけど、その姿に息子たちも驚き、お母さんすごいね、腹立たなかった?って。でもその答えもビデオの私を見れば一目瞭然『ママ、めっちゃ幸せそうだね~』(夫)ずっと0点だったかも!?と思っていた子育て、今の私から見たら、かなりの高得点かも(笑)こうやって反省したり、認めたりしながら、親も子も成長していくのかも知れませんね。長くなりました。

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    返信
    1. たまりんさん

      お久しぶりです

      息子さんたち
      良い映像を見せてもらって
      良かったですね♡

      母の愛を再確認
      たまりんさん自身も
      ご主人も素晴らしい子育てしてきたんだな。

      若松 美穂

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  9. 初めてコメントします。
    私には8人の子供がいますが、長男には美穂さん同様、自由に発言させてきませんでした。
    怒られても反論しない、自分の意見を言わない息子に苛立ち、更に叱るの繰り返しでした。
    今思えば、反論すればまた叱られるので黙ってたんでしょうね!
    その息子が昨年中1の二学期から不登校になりました。スポーツ留学で、遠距離通学していたのですが、新しいクラスに馴染めず、また、夏休み中のケガをきっかけに行かなくなりました。
    しばらくフリースクールに通い、二年生からは地元の中学に戻したものの、またすぐに行かなくなり、最近ではフリースクールにも行きたがらなくなりました。
    息子の中で全てが上手く回っていないようです。
    先生から注意されるのも、友達の前でホントの自分を出せないのも負担なようです。
    行かなくてもいいんだよと息子を楽にさせてあげたいと思う反面、将来のことも心配です!

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  10. 匿名さん

    ごめんなさい。
    公開が遅れた為に、もう一度書いて下さったんですね。

    匿名さんのおっしゃる通り
    反論しても 自分の意見は受け入れられないことが続けば
    私たち大人でも口をつぐみます


    遠距離通学やけがは休むきっかけであって
    何かしら、彼の中に溜まってきたものがあるのだろうと思います

    こういうことは 短時間にあったことが
    パッと不登校という形になるわけではなくて
    そこまでの積み重ねがあるはずなので

    それは親にとってもこれからの未来を考える
    きっかけになると思うんです


    一番大事なことは 
    彼が何を思い 何が嫌で何が辛いのか
    どうしたいのか どう思っているのか
    ちょっとずつでも
    吐かせてあげることなんだと思います


    親子だから 息子にいたことを伝え
    親も自分の意見をきちんと伝えられると良いのですが
    感情を爆発させて終わりだと
    先に進めないですよね

    冷静な第三者や専門家を交えて
    話してみるのが良いと思います

    ひきこもった状態が
    長引けば長引くほど
    その後が大変になることは
    多くの専門家が言っていることです

    なんとかなるさと軽く考えず
    まずは親が行動に移すことをお勧めします

    彼にスポーツがなくても
    親の 先生の期待通りでなくても
    価値ある人だと気がついて
    人生を歩んでいってもらいたいですよね

    若松 美穂

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