2013年8月29日木曜日

周囲に振り回されない



周りは面白いほど
いろんなことを言うものです
(おもしろいと思えるよに
 なったのも成長かも)

私もこれまで
あることないこと
イヤ……
ないことないこと
と言っても良いかな(笑)
というくらい
憶測で私自身を語られてきました

きっとこうだ!
こう思っているんじゃない?
こうしたいのよね?

でもね 
そう思っているのは
私じゃなくて
話している その人なのです

AさんやBさんやCさんが
思っているだけで
そこに私の思いはありません

私 ずーっと思ってきました

言いたいように言って下さい
どう言われても私は私です

自分の気持ちは
他の人にはわからないし
他の人には決められない

決められたように見えても
見えているだけ

私の気持ちは
私の中にある一つだけ
なのです


あの人がこう言ったから
この人がこう言ったから

そうして周囲の言葉を
自分の中に
取りこむのも
取りこまないのも
自分次第です

取りこむものと
取りこまないものを
選択するのも
自分自身


いらないものは
ポイッと ポイッと
捨てちゃえば良いのです


周囲の意見を聞くことが
大切な時もあるけれど
同じくらい
振り回され過ぎないことも
大切です

周囲の言葉を
取り入れなくても良い


選択しても良い

どうするのか
どう思うのかは
自分で決めて良い


周囲の言葉に
振り回されそうな時ほど
自分で自分に
そう言ってあげるのです

ちなみにイチロー選手は
こう言っています

敵地での試合での
怒号やブーイングが
飛び交う不穏な空気に

関わらないことですね」と


【若松美穂NEWS】

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2013年8月20日火曜日

自分の力で


「私 叱るのをやめました
 叱っても何も変わらないんです

 気がついたんです
 やっと……なんですけど」

そう言って Bさんは笑います


Bさんは ずいぶん前から 
何度注意しても
時間を守れない部下がいると
悩んでいました

その部下は
おおらかと言えばおおらかですが
仕事ですから
そうとばかりは言っていられません


そのたびに叱り
何度も説教をし続けた
……にもかかわらず
変化が見られないのだと言います


ある時
どうして叱るのかと
Bさんに聞いてみました

一つ目の理由は
「他の人に迷惑がかかるから」


お話を伺っていると
Bさん自身は
人に迷惑をかけたり
他の人に嫌な思いをさせることを
ひどく嫌っています

でもBさんと
時間を守らない部下が
同じ考えとは限りません

少なくとも 何度
Bさんの考えを伝えても
部下に変化がないということは
「会社のため」「他人のため」
という理由は 部下には
響かなかったとも考えられます

時間を守らないその人のせいで
会社が 上司が 同僚や後輩が
困ることがあっても

その人自身に「悪いな」
という気持ちがなければ
「○○が困る」
「○○の迷惑になる」
という説教は
何の役にも立ちません


もう一つBさんが
部下を叱る理由

それは
「部下自身が困るから」でした


時間に遅れて
人に迷惑をかけたり
仕事がうまくいかなければ
部下の評価はそれなりです

でもBさんは
そのことを 部下に
伝えていませんでした


なぜなら 
部下の評価が下がる前に
自分がなんとかしなくては
と 思っていたというのです

Bさんは 叱るという
表現を使っているけれど
相手のことを考えられる
優しい人なんですね

相手のことは相手のこと
自分が困るわけじゃない
と 割り切れれば
ほおっておいても良いはずです

でもほおっておけないのです
自分がなんとかしなくては……

会社を辞めさせられたら困るだろう
生活が成り立たなくなるだろう
そう思っていたのだと言います



私はBさんにお伝えしました
Bさんが 部下の体を
自分の思うように動かすことは
できないのでないかと

相手は子どもではなく
一人の大人です

その人自身が
時間を守ろう なんとかしようと
思わなければ
どんな変化も生まれないのですから


もしかしたら
「周りの人が」ではなく
「部下自身が」どう困るのか説明し 
私がなんとかしなくては……ではなく
「自分で考えてみて下さい」と
部下と心の距離を取ってみてはどうかと
お伝えしました


それでも Bさんは
すぐに 叱ることを
やめることはできなかったようでした


それから半年ほどがたち
Bさんがおっしゃいました

「私 叱るのをやめました
 叱っても何も変わらないんです

 気がついたんです
 やっと……なんですけど」


不思議なことに
Bさんが叱るのをやめたころから
部下にも変化が見え
時間が守れるように
なってきたのだと言います

どう説明したのか
どういう対応を取ったのか
私にはわかりません


ただ 嬉しいことは
Bさんが
自分の気持ちや対応を
自分の力で変えたということと

その変化と同時に
部下にも
変化が見えたということです

Bさんは 自分の力で
悩みを解決したのです


ちょっと距離を置いて
離れてみると

わかることも
よく見えることも
あるような




8月23日(金) 松戸にて
「生活美人のつくり方」という講座を開きます。
詳しくはこちらをご覧ください!
http://www.kireinotane.jp/event/wakamatsu_miho.html
 

2013年8月14日水曜日

子育て?それとも抑えつけ?


以前 お茶会をした時
母と娘の関係について
貴重なお話をして下さった方が
いらっしゃいます


彼女は小さいころから
一挙手一投足を制限されて
育ったと言います

子どもの頃は気がつかなくても
おとなになって
気がついたということですね

中学でも高校でも
親に反抗をせず
親の期待通りの人生を歩みました

      

就職しても 親の監視は止まらず
「仕事で遅くなった」……など
うまい言い訳を考えないと
自由がなかったのだそうです


25歳くらいの時 

彼女が出かける予定を
母親に話すと
「そんな つまらないことは
 やめておきなさい」
という答えが返ってきました

その時です 

彼女がそれまで
抑えていたものが
爆発したのは

「行くのは私なの!
 なぜ お母さんにそんなことを
 言われなくちゃいけないの

 お母さんがしてきたのは
 子育てじゃない 
 抑えつけだー!!」

そう叫んだんだと言います


彼女はその時
「とてもスッキリした」……と

苦しかった 辛かった
もうやめて 私に決めさせて
そんな叫びの声を
あげることができて
本当に良かった

その時は辛くても
正直な気持ちをぶつけてもらった
(あえて“もらった”と書きます)
母親はラッキーかもしれません

人より少し遅かったけれど
彼女の母離れ
母親の子離れのスタートです

   
     *


彼女はその時 25歳頃ですから
自分の気持ちを自分で
表すことができました


でも 小学生 中学生 高校生は  
自分の気持ちを
(大人がいう)問題行動という形で
表現することがあります


子どもたちの問題行動は
表現方法がうまくはないけれど
両親へ 
周囲の大人へのメッセージです


私たち親は 大人は
彼らの気持ちに目をそむけず
受けとめる責任がある
そう思っています



時々長女と
ファミレスデート

最近は
つきあってもらってるのかも!?




 
8月23日(金) 松戸にて
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ペンギンのお茶会を9月7日に
長崎で開催する予定です
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2013年8月8日木曜日

頑張る時 休む時


ある場所に
学びに行った時のこと
先生の言葉で
とても印象的な言葉がありました

多くの人が 頑張る時を
間違えています


辛い時・苦しい時
もっと頑張ろう
なんとかしなくちゃと
自分を追い詰めるのではなく
一つ することを減らしましょう
休養が必要なのかもしれません


うまくいっている時
体力や気力に
余裕がある時にこそ
一つすることを増やし
もう一歩 頑張るのです


話を聞きながら
あぁ  私 間違えてた……と


うまくいっている時には
ついつい気も緩み
“ご褒美”などと楽をして
(ご褒美はあってもよいのだけれど)
キツイと感じる時ほど
もっともっとと
自分で自分をいじめていた


今は頑張る時か
休む時か

時々自分に聞いて
バランスを取っています


朝 車の扉にバッタが


庭屋さんにお願いして
たくさんの花や木を
庭に入れてから
我が家には虫や蝶が
よく訪れるようになりました

 

ペンギンのお茶会を9月7日に
長崎で開催する予定です
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2013年8月1日木曜日

他の誰かに

読売新聞に 
こんな言葉を見つけました

『人は常に 
 何かを選択しながら

 それが正しい判断なのかどうか
 分からない

 そういう人生を生きている
 選ばなかった別の道を
 くよくよ想像することもある

 〈中略〉

 人には限界がある
 正しい道を見極められない
 ただし 選んだ道を
 肯定して生きることはできる』


 
あの時 こうすれば良かった
やめておけばよかった

違う選択をしていたら……

そう思うことは
人生の中で 
数え切れないほどあります

それでも 
過去に戻ることはできなくて

     ・

     ・

     ・



ある時
祖母を見送る母に  友人が
言ってくれたのだそうです

「あの時の私には
 あれが精いっぱいだった
 あれ以上のことはできなかったと
  思うことにしているのよ」と

選んだ道を
肯定して生きる
一つの方法なのでしょう


一方で
イヤ あの時できたのに
私は“しなかったんだ”と
後悔の念が 
消えない人もいると思います


そんな時 私は思うのです
この後悔は 次に
他の誰かに生かそうと

その人にできなくても
まだ他の人にはできるから


祖父が先に亡くなって
できなかった分は
祖母にしよう

父が亡くなって
父にできなかったことは
母にしよう


あの友だちにしてしまったミスは
再び 他の人にしないようにしよう


今まで私が出会った人たちは
そういう私を許してくれる
優しい人たちだと思うから







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