2013年9月10日火曜日

言ってみよう 伝えてみよう


新聞に
「首傾げ沈黙 通用しない」
という 記事が
~読売新聞 異文化体験~


異文化の中に身を置いても
自分の考えを恐れず
英語を発信できる子を
育てようとする 
スポーツ教室が あるのだそうです

わからない時に
首をかしげて モジモジし
相手に気がついてもらうのではなく
「わからない」と 口に出して言う

“恥ずかしがったり ごまかして 
 困った表情を作っても
 米国はチャンスをくれない”
というのです

先日 私も 某有名大学教授の
講演を聞いてきたという方に
講演内容を 教えていただきました

これからは 
子どもも自分の考えをもち
発言させる方向に
教育が変わるらしいとのこと

今のままでは 日本人は
世界で通用しないと
その教授もおっしゃっていたとか


話を聞いて 数週間後
私たちがサイパンへ行った時のこと

夫と次女が プールの中で
ボールで遊んでいました

ちょっとわきの方へ
ボールがそれてしまうと
それを見ていた
他国の子が ボールを
サッと持って行って
遊び始めたのです

二女は 日本ではあまりない光景に
驚いていましたけれど
いい機会だったのかもしれません

ここで 「そのボール 今
私たちが使っていたの

使い終わったら貸すから
ちょっと待っててもらえるかな?」

そう言えなければ
あきらめるしかないのです
(英語力が必要ですが
 伝える習慣もないと
 難しいですね)



       *


子どもにそうなってもらうには
まずは 教育者が 親が
変わらないと 難しいのかな

一方的に話して 伝えて
「そうでしょ わかったね」
ではなく
「あなたはどう思う?」が必要だし

それが少数意見であっても
「そういう考えもあるね
 どうして そう思ったの?」と
発言するチャンスを与えなければ
認めなければ

結局は大人の顔色を伺って
大人が求める答えを探してしまうから

私に孫ができる頃には
もしかしたら 学校でも
違う教育が 始まっているかしら?

それはそれで とても楽しみです



 

ものすご~く
遠浅の海


~NEWS~

今月号のESSE
「がんばらない アラフォー家事術」
で 若松 美穂が掲載されています


 
 
 

12 件のコメント:

  1. すごく昔のことですが
    子供の頃アメリカで暮らしたことがあります。
    もぞもぞしていたら
    「どうしたの?」とか
    「困ってるの?」とかいっぱい察してもらいました。
    日本に戻った時もぞもぞしていたら
    「さっさとしなさい」とか
    「何考えてんのよ?」ときつく言う人もいました。
    どこにいても色んな性格の人がいる、
    それがわかっていればいいんだと思います。
    相手に気がついてもらうのを期待するのは
    甘えという考え方もありますが
    相手のことを気がついてあげられるのが
    「思いやり」「おもてなし」だと思うんです。
    国が違えば表現も違うのですが
    自分の国の表現のしかたの
    いいところを育てるのは
    続けたらいいと思っています。
    言ってみる、伝えてみることは
    とても大切だと思います。
    でも、言っても伝えても
    届かないことも一杯あるわけで、
    言わないでおいた方が修復ができたのではと
    いうこともあるわけで・・・
    場所が変われば、
    人が変われば自分のものさしが
    全く役に立たないこともあることを
    経験したらいいんだと思います。
    「これはひとつの正しさ。 
     でもきっと別の正しさもある。」
    このことを忘れないようにしていると、
    傷ついたままで終わらないで
    じゃあどうしたいにつながると思うんです。




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    1. ゆるりんりんさんへ

      「思いやり」「おもてなし」の
      心があるのが日本ですものね。

      若松 美穂

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  2. 子供の頃なかなか自分の困っていることを言えない子供でした。

    今思えば仕方ないことだったけど、きちんとはっきり伝えていたり、おやに言えたりしたらまた違っていたのかな。(((^_^;)

    でも、幼稚園の先生などをみていると本当にすごいなぁと思います。言えないことを上手にひきだしてくれたり見守ってくれたり。そんな優しさの中に自分を強くしてくれるたくましさもそだってくれたらいいなぁ。教育って何が正しいのだろうと最近おもいます。

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    1. 匿名さんへ

      教育もその時々
      変わっていくものですよね。

      あれが良いと言ったと思ったら、
      今度はこっち、イヤイヤ
      やっぱり戻って……みたいな。

      正しい答えはないけれど、
      時代の流れはあるのかななんて感じています。

      若松 美穂

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  3. 夏休みに、娘と旦那さんと私で、大学のオープンキャンパスに行った時の事、娘は将来その職業に就きたいと思って、その大学を見学に行ったのに私もその職業に興味があったので、娘より私の方が先に色々と質問してしまい旦那さんから
    「あなたの行く大学じゃないでしょ。」と指摘されて
    ハッとしました。
    娘の発言する機会を私が奪っていました。
    娘はもともと恥ずかしがりの部分もありそれは自分から聞かなくて楽な事ですが、決して娘の為にはならないと・・・。
    帰省した時に姉からも同じような事を言われ、娘の事を思ったら自分がもう少しお口チャックをしないといけないと思いました。

    最近思い出したのが、昨年末グアムに行った時にオプショナルツアーで、ツアーガイドの方(アメリカ人)と英語でしゃべるチャンスがあり娘は今習っている範囲内の英語を使いながら将来何なりたいかをゆっくりですがしゃべっていました。
    ガイドの方もゆっくり娘がわかるような英語の発音をしてくれて、ホテルに帰ってから
    「英語は難しいから大変。」と言いつつもなんか満足しているような顔をしていたのを、
    私が先走ってしゃべるという事を指摘されてから思い出しました。
    待つという事が今の私にはとても必要になってます。(今までの反省も込めて)

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  4. るんママさん

    ご主人やお姉さんが指摘してくれて
    それをすんなりと受け入れる
    るんママさんがすごいなと思います。

    お嬢さん 素敵な経験をされましたね。

    若松 美穂

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  5. 相手と話しているとき、たとえばお金についてきかされた時の反応にとまどいます。

    仲のよいママさんで、パートで自給千円で働いてたわ。月にしたら十万以上にはなっていた。と。私達の地域ではかなり高い時給です。

    ここまできくとふーんそうなんだ。と返せばよいのですが、私は今まで主婦になってから働いた事がなくて、その話しをきくととても劣等感が生まれたし、すごいね!そんなに稼げるなんて。(((^_^;)と言っている自分が辛く感じました。人の話しのなかでいちいち傷ついてはやっていけませんね。さらっと軽く受け流したらそれは、もう付き合っても付き合わなくても一緒な感じがしてどうしてもスルーできない。(((^_^;)

    人前で自分の考え、思ったことをいうにはつながる話しではありませんね、ごめんなさい。でも悶々と悩む自分に嫌気がさします。(*_*)

    子供にはそんな風に考えるようになってほしくないな。自分は自分て思ってほしいわ。(^-^)

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    1. 匿名さん


      ん~、同じことを他の誰かが言ったら
      やっぱり気になるのかな?
      その人だから気になるのではありませんか?

      たとえば、どの人の周りにも、
      自分よりずっと稼ぎのいい人が、
      名声も地位もある人がいると思うんです。

      私のまわりにもいますよ。
      世の一般男性よりも稼いで、活躍している女性が。

      そういう人と自分を比べて、「よし!私も」
      と力になるのであれば、比べるのもいいのかもしれませんね。
      だけど、「私って」と辛くなったり、傷つくのなら、
      比べるという作業は辛いです。悲しくなりますよね。

      この場合 比べているのは、誰でもなく自分だから。

      もし、どうしても比べてしまうのなら、その後で
      「でも、私は……」と私の幸せを探すクセをつけるかな。

      これ、今からでもできることですよ。練習です。

      何度もやっているうちに
      今 自分が持っている幸せに
      気がつくことができるんじゃないかな。

      ちなみに私、仲が良い人の話でも、
      家族の話でも、受け流すことはありますよ。
      相手の様子から「あっ、今、
      私の話受け流したな~」
      って思うこともあります。

      それは付き合っても付き合わなくても
      一緒ということではなく、
      お互い、トラブルなく過ごすための
      傷つかないための、面倒なことにならないための
      “一つの方法”だと私は思うのですが
      いかがでしょうか。

      若松 美穂

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  6. こんにちは。次男が今年の春、1か月オーストラリアでホームステイをして来ました。
    見知らぬ人との生活は、相当大変だったようですが、ホストマザーがとても良い方で、自分の友人等、多くの大人と接する機会を作ってくれたそうです。
    息子が感動したのは、大人なのに、『僕の夢はね…』と将来のビジョンを語ったり、自分の職場や書斎を見せてくれたり、今高校生で、大学に行くつもり…という息子に、大学へ行って何を学んで、何になりたいのか?と熱心に尋ねてくるそうです。
    あちらでは飛び級があるので、17歳でも高校を卒業して働いていたり、一旦働いて、お金を貯めてから、大学へ行くつもりの子と出会ったりしたらしく、自分の恵まれた環境と、甘さを痛感したようです。
    いよいよ受験シーズン到来。何事にも立ち向かって、乗り越えて行く力になる経験だったのではないかな~と思います。

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    1. たまりんさん

      なるほどね~。息子さんのお話から、
      私も学ばせて頂くことがありますね。

      ホント、良い経験をなさいましたよね。

      若松 美穂

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  7. コメントありがとうございました。確かにその人にいわれたから嫌だったな。(((^_^;)

    これからも、同じように考えてしまうこともあるでしょう、が、勝手に傷つかない練習します! !

    これは、子供にも成長の過程で伝えていけたらなと思います(⌒‐⌒)

    いつもありがとうございます。(^-^)

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  8. 私は結婚10年目。3人目の子供の妊娠中です。こんなに時間がたっても、夫に素直に言ってみ・・・ることができません。「つわりで具合悪いからこれやっといて~。」って言えるうちがいいのですが、体調悪化し、伝えるのもしんどくなると「どうしてわかってくれないかな~」となります。「言いたいこと、やってほしいことがあったら言え!」って言う夫の言い分もわかりますが、「もういい加減察して!普段私がやってることやって!」と・・・言えなくて、イライラして沈黙してしまいます。・・体調良ければ伝えたりする元気もあるんですがね。は~、いつまでたっても修行が足りんです・・。

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