2013年10月4日金曜日

そういう時期



中学時代の同窓会へ
行った時のこと

中学3年のクラス担任の先生と
お会いすることができました

先生は女性で
体が小さくて 細くて
かわいらしい方
(その姿は健在でした)

でも 目力があって 凛として

男性の先生でも
言いたいことが言えなくなるような
男子生徒に

顔と体を寄せ
じっと目を見て
伝えたいことをちゃんと伝える
強い人でもあります


私たちが中学3年生の頃は
(色々事情もあって)
授業を抜け出したり
授業の邪魔をしたり
時には 親たちが
学校を巡回する必要があるくらい
やんちゃが流行!?し
大変な時期もあって

だからなおのこと
その子たちに真正面から向き合う
先生の姿が
印象に残ったのかもしれません

先生に 「大変でしたよね」と
お話しすると 彼女は笑って

「私ね  
 あの頃の子どもたちの行動は
 大したことじゃないと
 思っているのよ

 
 
 
 あの時もそう思っていたの

 だって そういう時期なんだもの

 その時期にやっておいて良かったのよ
 大人になってからするようじゃ困るでしょ」

先生の懐の深さと
これぞ中学教師!!という心意気を
見せてもらったような気がしました


「それでもね みんな立派な
 お父さんになって
 大人になって
 
 がんばっているんだもの

 
 いいのよ そういう時期があっても」


我が家にやんちゃ男子はいないけれど
それでも 子育て中は
迷いや悩みが生ずるもの

「これでいいのかしら?」
そう思った時
先生の言葉が
私の頭の中に浮かびます

そういう時期……なんだなって




        *




10月29日(火) 
ペンギンのお茶会を開催します

 

毎回楽しいお茶会も第15回目を迎えることになりました
 
 
午後のひととき、お茶を飲みながら
なんとなくもやもやしていること、誰かに聞いてほしいことなどを
自由におしゃべりしてみませんか?

ナビゲーター・若松美穂(心理カウンセラー・エッセイスト)

夫との関係に悩んでいる、子どもとの距離の取り方がわからない、
自分の親とうまくいかない、などなど、日ごろ悩んでいることについて、
気軽におしゃべりしませんか?
心の中に閉じ込めていたことを外に出すことで、心が少し軽くなるかもしれません

日時 10月29日(火) 13:30~15:00
会場 清瀬けやきホール 第1会議室
http://kiyosekeyakihall.jp/access/index.html
定員 7名(女性のみ・先着順)
会費 2000円

お申込み先:contact
※必ずお名前、年齢、住所(市区町村まででOK)、お電話番号、過去に出席された場合はその旨を明記のうえ、「お茶会参加希望」と明記して、10月21日(月)までにメールにてお申し込みください。折り返しご連絡いたします。
→これまでのお茶会の様子は、こちらからご覧いただけます

6 件のコメント:

  1. 素敵な先生ですね。(((^_^;)

    子供達も今は反省してるかな。(⌒‐⌒)

    私はそこまでの反抗期はありませんでした。がそういう状況下にいた皆さんも大変でしたよね。

    そういえば、中1の時急激に先輩後輩の上下が厳しい学校に入学してとまどっていたことがあります。先生も厳しい方もいて。。
    そのあとすぐに転校したのですが、その学校はそこまでひどくなかったかな。ほっとしたのを覚えてます。(~o~)

    うーん、反抗期を上手にのりきる、見逃してくれる、そんなよい先生に出会えたら、いや先生ばかりでなく親の私もね。(*^^*)

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    1. 匿名さん


      正直、私は中学時代おもしろかったです。
      色んな子がいて、色んな姿をみることができたし、
      やんちゃをした子でもいい所はたくさんあって、
      思い出話に花が咲きました。

      中学時代は振れ幅が大きい分、
      厳しさも大切なんでしょうね。
      枠をはみ出すぎないように(*^_^*)

      若松 美穂

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  2. 娘にもあったなあ。
    息子にもあったけれど、激しかった。
    同じものを食べさせ
    同じ家で暮らしているのに、
    こうも違うものかと固まった。
    三人のお子さんを育てれた
    人生の先輩に相談したら、
    「こういう時こそいつものようにしているのが大切。
     時期が来たら普通の人にもどるから
     心配しなくていいよ。」
    と言われました。
    そうっかぁ今は揺らがないようになるための
    わたしにとってお試しの期間かぁと
    落ち着いたのを思い出しました。
    今までの価値観をぶっつぶして
    自分で自分の中を立て直す、
    その時の破壊力は
    体力の差のように
    男子の方がわかりやすいような・・・
    (これは自分の息子とわたしのまわりの
     世界の中でのことですが)
    冷静に長い目で見てくれる方のアドバイスは
    ありがたいですよね。

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    1. ゆるりんりんさん

      子どもたちの違いっておもしろいですよね。
      固まった……に、笑っちゃいました。
      ほんと「固まる」。

      私も思うんです。
      親が一喜一憂しないで、いつものように。
      できない時には落ち込みますけれど(^^ゞ

      高校生の娘が、時期が来れば変わることを
      見せてくれたから、私も信じて見守ろう♡

      若松 美穂

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  3. ショコラティエ2013年10月5日 22:34

    小さい頃は、こんな時期かなと思えることも、だんだん、大きくなって、きっと中学生になってどうしようもなくなったら、、、きっと、育て方間違えたな。。とか、いろいろ思うと思います。
    私も、忘れずに、こんな時期かもって思うくらいでいたいです☆

    でも、主人は、、、2歳の子供にも、「はあ、失敗した」と、ちょっとの好き嫌いや、お箸の持ち方、お行儀ができてないと、溜息ついたり、残念がったり。。。
    私まで落ち込んで、しまって、冷静に気持ちを立て直すのがやっとです。

    親として、不安や心配はつきものですが、、、それでも、どんって構えてる親でありたいし、私も、そう思っていました。
    悩んでると、一緒にびくびくしたり、パニックになったりされて、もっとどんと構えてほしいなと、ずっと思っていました。

    対親子になると、感情的になって、なかなか冷静ではいられないのかもしれませんね。

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    1. ショコラティエさん

      そうですね。側にいる人の感情に
      つい巻き込まれる……ありますよね。

      たとえ夫でも“相手の感情とわたしの感情は別”
      と思う練習は必要かもしれませんね。

      子どものためには二つの価値観が
      家の中にあるって、選択の自由があって
      素敵だな~と私は思いますよ(*^_^*)

      若松 美穂

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