2018年3月17日土曜日

離婚と再婚を繰り返した先に……


ご夫婦でカウンセラーの方が
書いた本の中に
こんな言葉があります

『長年連れ添った夫婦は
配偶者と 
心理的には何度か
離婚・結婚を繰り返している
ように思います

心理的な離婚・結婚を契機にして
お互いの器が大きくなっていき
相手への理解が深まるのです』

確かに 

我が家も

仲良し新婚時代から

マンネリ夫婦を経て

離婚寸前
(紙の上ではしていなくても
家庭の中では離婚した状態)
だった時もあれば

気が付けば

再婚したかも~

しかも 
再婚の新婚気分♪

これまでとは
別な意味で楽しい(^^)
という時期もあります

夫婦だけではなく

兄弟でも

親子関係でも

いい時もあれば
うまくいかない時もある

それでも 
夫婦・兄弟・親子が
続くから 

面白い☆


***


ここのところ
夫婦間のお悩みが
グンと増えてきました

お子さんが
成長したことで
共通の話題や
向かうところを失ったり

男女とも
自分の体の変化を前に
「まだいける」
「もう一度」

未来に新たなものを
見つけたくなったり

今まで
見なかったようにしてきた
相手のモロモロが
見えるようになったり

良かったところが
嫌なところになったり

先を考えたとき
夫婦として
意義を感じなくなったり

様々です


+++


ある方がおっしゃいました
『私 ここに来るまで
夫婦のことは
今まで通り
封印するんだと思っていて

嫌だけれど 

変化なく 
このままいくしかないのかな

それならば
別れた方が良いのかなと
思っていました』

0が100か
白か黒か
という考え

間に
多くのグレーゾーンがあり
黒に近いグレーだけではなく
白に近いグレーもあるのだけれど

ご自分の心も体も
いっぱい いっぱいで
その間に
気が付く余裕がなかったのですよね

道は ある

まだ 残されている

私たちの人生は
私たちのものだから

自分が「こうしたい」と思った人生に
変えていくことは
不可能ではないのです

+++

イメージとして
(川の幅はひとそれそれでも)
夫や子どもが川向うにいる

川向うにいるから
こちらが手を出すことは
残念ながらできない

できても「お~い」と
言葉を伝えるくらいかな~

本人自身が 決めないと

始めるも 

やめるも

続けるも 

あきらめるも

私たちには手出しできないことばかり


相手を変えることはできないけれど

川のこちら側
自分の居場所を
心地よくすることはできるのです

こうおっしゃった方もいました

『ものの考え方や
受け止め方を変えたら
同じ場所にいて
状況も以前と同じなのに
見える景色が 
全く違うんです』

そう 
「川向うの
夫は 
子どもは
何をしているんだろう」と

見えない向こう側を見つめ
心配と妄想を繰り返し 
嘆いていた人が

こちら側にある自分の世界に
目を向け
よりよいものにしようとすると

ないものではなく
あったものに気がつくのです

視野を広げたら
自分の行動範囲も
影響を受けるものも
見えるものも変わる

これまで
苦しんできたとしても

あなたが動き出すと

この先に違う人生が
待っている


私たちの人生は長い

年だから

もう遅い

……なんてもったいない

この先の
10年・20年・30年を
自分のものにできますように


数年前
私は
新宿にあるこの桜を
切ない気持ちで見つめていました
 
今 
同じ場所にある桜を
娘と笑いながら

全く違う気持ちで
見ております♡


0 件のコメント:

コメントを投稿