理想の母
理想の家庭
理想の子育て
たぶん、結婚当初の私の頭の中は
これでいっぱいだったような気がします。
理想というとカッコいいけれど、
「こうあるのが良いのだろう」という、
私の勝手な“妄想”とも言える。
今、振り返って思うのは、
その“理想”とやらに縛られていた時が、
一番ストレスがたまったし、辛かった。
「どうして……」という思いが
頭の中をぐるぐる回って、
見つからない答えを、
一生懸命探している感じでした。
理想(妄想)に近づくことができない
自分に腹を立てるだけならまだしも、
その原因が、夫や子どもにまで
あるような気がして、
勝手に腹を立てることも
多かったように思います。
ほんと、家族にしたら、いい迷惑(汗)。
でも、今は思う。
我が家流で、自分流でいいんだって。
どんなことも山あり谷あり。
いい時もあれば、悪い時もある、
順調な時もあれば、
上手くいかないこともある。
それでも、「そこを乗り越えようよ」と
言ってくれる人がそばにいて、
私も、色々あっても、
その人のそばが良いと思う。
〈お互い、今のところは……ね〉
私たち二人に笑顔を向けてくれる
子どもたちも生きていて、
震災を乗り越えた母もいる。
泣いたり悲しんだり、
腹を立てたりする自分も
居るけれど、腹を抱えて笑ったり、
嬉しいって感じる自分もいる。
理想的じゃなくても、
ありのままで良い。
今は、自分にそう言うことができます。
夫と次女が育てているパセリ。 昨晩はキャベツのサラダに 刻んで入れました。 皆「あっ、これうちのパセリだね」と 反応するのが面白い。 |