2012年7月25日水曜日

理想の‥‥

理想の妻

理想の母

理想の家庭

理想の子育て

たぶん、結婚当初の私の頭の中は
これでいっぱいだったような気がします。

理想というとカッコいいけれど、
「こうあるのが良いのだろう」という、
私の勝手な“妄想”とも言える。

今、振り返って思うのは、
その“理想”とやらに縛られていた時が、
一番ストレスがたまったし、辛かった。

「どうして……」という思いが
頭の中をぐるぐる回って、
見つからない答えを、
一生懸命探している感じでした。

理想(妄想)に近づくことができない
自分に腹を立てるだけならまだしも、
その原因が、夫や子どもにまで
あるような気がして、
勝手に腹を立てることも
多かったように思います。

ほんと、家族にしたら、いい迷惑(汗)。

でも、今は思う。
我が家流で、自分流でいいんだって。

どんなことも山あり谷あり。
いい時もあれば、悪い時もある、
順調な時もあれば、
上手くいかないこともある。

それでも、「そこを乗り越えようよ」と
言ってくれる人がそばにいて、
私も、色々あっても、
その人のそばが良いと思う。
〈お互い、今のところは……ね〉

私たち二人に笑顔を向けてくれる
子どもたちも生きていて、
震災を乗り越えた母もいる。

泣いたり悲しんだり、
腹を立てたりする自分も
居るけれど、腹を抱えて笑ったり、
嬉しいって感じる自分もいる。

理想的じゃなくても、
ありのままで良い。
今は、自分にそう言うことができます。

夫と次女が育てているパセリ。
昨晩はキャベツのサラダに
刻んで入れました。

皆「あっ、これうちのパセリだね」と
反応するのが面白い。








2012年7月19日木曜日

なぜ?

「私、子どもを叱ってばかりいるんです」
ある方が、私に教えてくれました。
(こういうことを人に話すって、
 勇気がいることです

私は「叱ってばかり」という言葉が
引っかかり、伺ってみました。

「どうして叱ってばかりいるんでしょうね?」

「ん~、なんでだろう」

「ちょっと考えてみましょうか」と私。

「ん~、何となく……感情が……」

急な質問だったのも、
時間があまりなかったのもあって、
その時には、ハッキリとした答えは
見つかりませんでした。

私も今でこそ、
「人の言動には、理由がある」と思うから、
事あるごとに、自分にも「なぜ?」と
問いかけることができます。

……が、初めはなかなか難しい。

「子どもがこうしたから」と、
目の前に居る子どもを理由にするのなら、
いくらでも見つかりそうなことでも、
自分の行動や気持ちを自分に問う
となると、すぐに答えが見つからない。
こんなに毎日毎日
一緒に居る自分なのに……です。

でも、考えてみると、
そこから見えることがあるんです。

私が以前考えてみた時には、

*やたらと子どもに期待している自分

*「なんでわかんないのよー」と、
感情的になる自分

*待つことや、我慢が足りない自分

が原因で、叱っているんだと、
ハッとしました。

それをセーブする努力をしたら、
叱らなくても、伝えればいいんだと
いうことに気がついて……。
「子どもに理由が」なんて
自分へのいいわけで、
「私に原因があるんじゃな~い」と
恥ずかしくなりました。

「なぜ?」と自分に聞いてみる。
もしかしたら、
解決への一歩になるかもしれません。

いただき物の焼きドーナツ。
ドーナツ自体はすごく
シンプルだけれど、
このシールで、かわいさ倍増。

どれを食べるか選ぶとき、
「パパは、どれを食べるかな?
どれとっておこうか?」
そうやって、いない人のことを
考えてくれる子どもたちを見ると
嬉しくなります(*^_^*)



2012年7月12日木曜日

共通点

人は、自分と環境が似ていたり、
趣味や好きなものが同じだったりすると、
その人のことが、急に
身近に感じられることがあります。

私のブログにも、
「(我が家と同じで)夫と同級生なので」、
「美穂さんと年が近いので」、
「子どもの年が近いので……」
などの理由で、『身近に感じています。
親近感が湧いています』
などと言っていただくことがあります。

私は、宮城県出身だけではなく、
東北出身だと聞くと、「近い~」と、
急に仲間意識が働きます。

背が高い店員さんとは、
洋服選びの悩みで
意気投合して盛り上がるし、
子どもが同じ習い事をしている
ということで、仲良くなった
ママ友もいます。

今日は、初めてじっくりお話した方が、
私と一緒で、
読書や映画鑑賞が好きと
教えて下さって……。

「そういう時間が多いと、
時々、あれ、わたしって孤独?
と思うこともあるんです」と
私が笑ったら、
「そうそう、私って友だちいない?
なんて思ったりして……」と、
彼女。

あ~、そう感じるのは
自分だけじゃないんだと思ったら、
さらに彼女と、
グッと、近づけた感じがしました。

最近は人と話していて、
その共通点探しが楽しい私。

小さいことでも、共通点って、
意外とあるものです。

同じ高校生を持つお母さんとは、
「お弁当で朝が辛いね~」
「そう、そうなのよー」って
話で盛り上がることも。

2012年7月5日木曜日

口ぐせ

私の母の口癖は
「大変だわ」「失敗した」
「~したら大事(おおごと)だ」
なんだと、一緒に暮らしてみて
気がつきました。

本人に伝えると、
全く気がついていない様子。

最近「あらやだ、まただわ」
「ホントだ、言ってる……」と
つぶやく声が聞こえます〈笑〉

聞いた周りも「何事か?」と驚くし、
本人も、自分の言葉に振り回されて、
やたらと焦っている。
「本当に大変なことなら良いんだけど、
そうじゃないことだったら、
気がついた時に、言いなおしてみると良いよ」
と伝えました。

もちろん人によって大変なことの
違いがあるから、
私=母ではないのだけれど、
彼女の「大変だ」は、
正直、あまり大したことじゃない。

例えば、
ゴミを出すのを一つだけ忘れたとか、
花に水をやるのが遅くなって、
しんなりしちゃったとか。
出そうと思っていた宅急便を
出し忘れたとか……そんなこと。
どれもこれも、
どうにもならないことではなくて、
今からでも、なんとかなること。

「今からやればいいか」
「何とかなるさ」
「まあ、いいか」
自分で自分にそう言ってあげられると、
ちょっと気楽に、
肩の力を抜いて過ごせると思うんだけどな。



この季節は、やっぱり
ハイビスカスがないと(*^_^*)