2011年12月29日木曜日

ありがとうでいいんじゃない?

人に褒められた時、どう反応していいか
困ることってありますよね?
嬉しいけれど、ちょっと恥ずかしくなって、
つい「いえいえ~」と謙遜したりして……。

先日娘が、褒めていただいたのですが、
すごく困ったように首をかしげて。
そのあと、「ああいう時、どうしていいか
わからないんだよね~」と。

私も以前はつい、「いえいえ」なんて言って。
でも、せっかくくださった褒め言葉を、
あえて否定する必要もないわけで……。

「くださった言葉は、相手の気持ち。
素直にありがとうございます。
そう言ってもらえて嬉しいです、
でいいんじゃない?」と娘に伝えると、

「ああ、そうか!」

嬉しい時は嬉しいと表現する人って、
なんだか素敵ですよね。
子供のように、楽しい、
キレイ、嬉しい、そんな言葉を
飾りっけなく使える自分でありたいな。

2011年12月22日木曜日

まず、受けとめる

時々子どもたちが、夫に私に
母に聞きます。
「これどうしたらいい?」
「どれを選んだほうがいいと思う?」
 
それに答えると、
「でも……」、「だって……」と否定する。

初めから自分の意見が決まっていて、
人の意見を受け入れる気持ちが
ないのなら、聞かない方が良い。

背中を押して欲しい気持ちは
わかるけれど、聞いた人が、
自分と同じ意見とは限らない。

人に聞くってことは、相手の意見を
自分から求めたってことなんだから、
そうするかどうかは別として、
せめて一旦は「そうか……」と、
受けとめる気持ちを持ったほうがいい。
その後に「でも私はこうしたいんだ」
「こう思うんだけどどう?」と言って欲しい。

私が、彼女たちにわかって欲しいなと
思うこと。

子どもたちとのんびり話したいときは、
おいしいものがないとね。
この日は、栄養たっぷり
バナナミルクで。

2011年12月17日土曜日

考える時間をとる

あるとき、お仕事を一緒にしている方が
こんな助言をくださいました。

「若松さん、なんでもすぐ決めて即答せずに、
いったん話を引き取って、よく考えてから
答えを出した方がいいですよ」と。

私は自分がせっかちだから、
相手もすぐに返答をもらった方が嬉しいだろうと
思っていたんです。
それに「急ぎです」なんて言われると、
こちらの方が焦ってしまって……。

でも、そうして慌てて答えを出すと、
後になってから「不都合なこと」が出てきたり、
「断らないといけない理由」が見つかったり。
かえって、相手に迷惑をかけることになって……。

一度返答するまでに時間をおくと、
自分の気持ちやスケジュールをちゃんと
整理できるし、断るにしても、
どうして駄目なのかがはっきりする。

どう説明をするかも頭の中で反復できるから、
思わず言ってしまいそうな感情的な言葉も
「これは必要ないな」と省くことができます。
私には大切な、必要な助言でした。


時には一人でお店に入って
考え事をしたり、読書の時間を
持つことも……。たっぷりの生クリーム&
クランベリーのソースが乗ったコーヒー。
ちょっとぜいたく気分。

※お知らせ
日本生命浦和支社にて講演会を開きます。
「見方を変えると心が変わる ~今より、すこしだけ楽になってみませんか~」
2012年1月11日(水)13:30~14:30 定員50名 入場無料
会場:日本生命浦和支社4F大会議室(埼玉県さいたま市浦和区常盤1-3-10)
お申し込み先:048-832-7557


2011年12月14日水曜日

断る勇気を持つ

人に誘われたり、お願いごとをされたとき、
『断る』って、勇気が要りませんか?
私の友人は「なんだか違うなと思いながらも、
断ることができなくて……」といいます。
そして、「はっきりと断れない自分も
どうかな~?と思うんだ」と。

認められたい、嫌われたくない、相手に嫌な思いを
させたくないと思えば思うほど、断りにくいですよね。
私は、「エイッ!」と断ることはできる人。
でもその後、結構心の中でグチグチと考えちゃう。

ああすれば、できたのかな?
できるかどうかわからなくても、
とりあえずやってみれば良かったかな。
無理してでも、どこかの時間に
入れられなかったかな?
期待に添えない私って駄目かな?

そんな風に。

でも、そうじゃない。
できるのならやっているし、
自分の力では、今の予定では、気持ちでは
できないから断っているんだもの。
相手にとっていい人になりたいばっかりに、
自分を追い詰めたり、苦しくなるよりはずっといい。
断ることも、自分を守る一つの勇気。

ダロワイヨの「シュトーレン」で、
気分もクリスマス。考え事を
する時には、まずはゆったりした時間を持って
気持ちをフラットにします。

2011年12月7日水曜日

本当にそう?

母がよく言うんです。
「私ね、いざって時にはいつも
役に立たない人なのよ」って。

そうかな~。
確かに大事なこと(物)を忘れることはあるし、
ミスすることだってある。
でも、それは誰にだってあること。

それに、私たち家族が困っている時には、
気をきかせてくれることもあるし、
「なるほど~」「そうだよね!」ってことを
言ってくれて、助かることもたくさんある。

そう伝えたら、「ん~、そうかな?」
そうだよ。

周囲から言われ続けているのが
原因かもしれないし、
自分で思い込んでいるだけかもしれないけど、
こういうことってある。

母のように、マイナスのイメージを
自分に言い聞かせ続けると、
うまくいったこともたくさんあったのに、
「あ~、まただ!」と、
うまくいかなかった記憶だけが、
大きな存在感を持って残ってしまう。
自分で自分の中の価値を落としちゃう。

うまくいかなかった時や失敗した時には、
よかった時のことも、うまくいった時のことも
同時に思い出せたらいいな。
 「悪い時もあれば、良い時もあるさ」と思えるから。



洗濯機の糸くずフィルターを、私が
漂白しながら使っているのを見て、
新しいものを買ってきてくれました。
ほら!結構気がきく。

ここでも私のブログが読めます。よかったらのぞいてみてください↓。

暮らしHAPPY STYLE

                                             http://women.benesse.ne.jp/blog/wakamatsumiho/2

テーブル日記

2011年12月3日土曜日

気持ちのままに伝える


「これ、あげるけど、あとは好きなようにして良いからね」
そう言って、大人が中学生数人に、あるものをあげました。
「好きなようにしていい」と言われたので、
その子は大人の目の前で壊して捨てました。

「人の気持ちのわからない子だ」と大人は叱ります。
確かに、その人の目の前で壊して捨てなくても……
とも思うし、中学生にもなれば、
相手の気持ちを想像するくらいできるだろう
という気もする。

でも、大人にもできることがあったと思うのです。
子どもに、「私の気持ちを想像しろ」と叱る前に、
自分の正直な気持ちを、言葉にして伝えることはできたと。

「大切にしてくれる人には、あげるから言ってね」
「せっかくあげるんだから、大事にしてほしいな」
そう言って渡したら、結果は違ったのかもしれない。
ちゃんと気持ちを伝えたのに、目の前で捨てたとしたら、
叱ってもいいと思うんです。

子どもは、大人をちゃんと見ている。
もしかしたら壊して捨てることで、
大人の言った言葉が本当なのか、試したのかもしれない。
そして、気がつく。
「好きなようにして良い」は口だけだったんだ。
建前だったんだと。

素直な子供はかわいいと大人は言います。
でも、素直な大人も素敵だと私は思います。
思ったことを、言葉を変えずに
ストレートに口に出した方が、
伝わることってあると思うんだけどな。

イチョウも黄色に。
週末の雨で落ちたかな?