2021年1月19日火曜日

あなたが時間をかけてみつけること

 

~今回で最後の記事です~


自宅で過ごす時間が多くなり

できた時間に

何かをした方が

良いとは思う

 

思うけれど

「何をしたらいいのでしょう」

「何をしたらいいのかわからない」

というお声を

伺うことがあります

 

でも これだけは

ご自分でしてみて

合うのか・合わないのか

やってみたいのか・そうではないのか

見つけることなのでしょう

 

 ++


先日

雑誌「サンキュ!」さんからの

取材をきっかけに

これまでの自分を

振り返ってみようと

年表を書いてみました


【私の記事掲載は

 2月25日発売号です】


文字にしてみると

自分なりにではありますが

様々なことに

年月をかけてきたのだと

感じました


単に時間がかかっただけ

のものもありますが(汗)

 

私が 趣味のように

投稿を始めてから

雑誌での連載を経て

1冊目の本を出すまで

10年が経っていました

 

お茶会の募集をして

お客様が すんなり

集まってくださるのにも

3年以上が必要でしたし

 

心の勉強後

今の仕事が

安定して

仕事らしくなるのにも

5年以上かかりました


認知症の祖母を

さいたまに呼びよせ

施設で暮らす際の対応は

私が担当しました


当時は それほど

長くは生きられない

思っていたのに

祖母は10年も生きてくれました


震災後

打ちのめされて

寝てばかりいた母が

(私は この人は

もう元気になることは

ないのだと思っておりました)


「さいたまはいいわね」と

元気に過ごしてくれ

友だちも増えた今

あれから

10年になります


やった・できた

悪くなかったのかもしれない

と感じるには

時間がかかります

 

時々 

言われたことがあります

若松さんはいいですね

すんなり仕事に繋がって

簡単に収入を得ることができて

 

「そうなのかな~」

『まぁ 運は良い方?』と

思ってきましたが

 

振り返ってみたら

そんなに簡単に

今があるわけでも

ないようです

 

資格を取ったり

勉強もしましたが

あの時間……と思いつつ

手離す必要があったもの

役に立たなかったものがあります

 

それでも 

 

+どんなことも

経験だと信じ

日々の生活を

コツコツと積み重ねる

 

+下り坂でもくじけない

 

+周囲からの声に耳を傾ける

 

+単なる批判や嫌がらせは脇に置く

 

+続ける


+家族を大切にする

 

ことをしてきた

自分がいた(いる)ことは

事実として

認めてやりたいと思っています

 

そして何より

こうして書く場所を

与えてくださった

ペンギン企画室の

臼井さん・大橋さん


お二人の支えや助言

協力あってこその

今だと感じております


何もできなかった私を

ここまで

成長させてくださったこと

ずっと忘れません


++

 

ここの場は離れますが

他でも

書く場所がある限り

書かせていただこうと

思っております


よろしければ

この先も

読んでいただけましたら

嬉しいです

 

皆さま これまで

この場所に来てくださり

本当にありがとうございました








*若松美穂HP「いまとみらいのへや」

2021年1月4日月曜日

「おわり」と「はじまり」

 

「てのひらの幸せ」が

1月末(残すところあと一回)

で 終わりを

迎えることになりました


みなさま 

長い間 

読んでいただき

本当に

ありがとうございます


”おわり”を伺ったとき

私自身 

すんなり

受け入れることができました


満足感もありました


主催してくださる

ペンギン企画室さんと

自分自身に

「お疲れさま(でした)」

という気持ちがメインで

ガッカリしなかったのです


私も年齢を重ね

経験を積んだのでしょう


これまで

何度も

何度も体験した

物事の”おわり”


”おわり”は

残念なものではなく

何かの”はじまり”

でもあります


こちらに使っていた

時間と経験を

自分が

無駄にさえしなければ


生活や仕事の中で

別の何かを

生み出すことのできる

”はじまり”に

つながるのです


”おわり”がわかった瞬間

『これをしようかな』が

いくつか

頭の中に浮かびました


2021年

さっそく始めます


皆様にとって

2021年

より良いものとなりますように




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2020年12月20日日曜日

自分を知ると選ぶことができる


 

先日 

ある本を読みましたら


『押入れを占領する

客用布団は 貸し布団に

(布団は持たず

借りましょう)』

と 書いてありました


写真を見ると

素敵で かなり

スッキリしたお宅でした












こちらを読みましたら

同じように

心地よく暮らしていらして


でも

『一人暮らしでも

4~5人泊まれるくらいの

布団はある

地震や台風などの災害時にも

数人泊まれるように』

と あります


どちらも

それぞれの価値観で

ご自分なりの

理由があります


「なるほど」

「そうですよね」

と 思いました


何が良いのかは

その方

その家庭によって

違います


でも

自分を知らないと

選択すること自体が

難しくなるのですよね


自分はどうしたいのか?


何を大切にしたい?


何が必要?


収納は?


手間は?


把握できたら

暮らしやすくなります


わが家は 

収納場所や

家の狭さを考えますと


冬場なら 2人

夏場は 4人まで

泊まれるように

してあります


本や

他の方のお話って

いいですね


自分は?を

考えるきっかけ

いただいております


こちらの本は

共感できることが

たくさんあって

母にも勧めました


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2020年12月7日月曜日

異なる意見や考えの中で

 


これまでも

今と変わらず

……だった

はずなのですけれど


コロナの問題が起きてから

私が

なお認識するのは


一つの意見・見解には

常に

賛成や 中立 

反対があり


ハッキリも分けられない

微妙な色々が

入り交ざったものもあって 

それぞれ理由がある


立場で異なる


年代でも異なる


地域・職場・関係性


 何より

一人ひとりが異なる


『あぁ 違うんだ』

『ただ 違うんだよね』

『そう 皆 違うの』


何度も 何度も

心の中で

唱えたような気がします


だから何

という結論もなく


違うを認識する


受けいれる……まで

いくことはできなくても


実際にある

”違い”を

 

そっと

置いていく感覚


微妙に違う色の箱が

自分の足元に

次々と置かれ


今は

何十

何百

何千……

見渡す限りの箱に

囲まれているけれど


蹴飛ばす必要もない

押しやる必要もない


ただ

囲まれすぎて

苦しくならないように


一筋 自分が

通ることのできる道は

残しておこうと思う


違った色の箱も

「あっていいよね」と

置いたままにして



かわいいプレゼント
同封されている
ペーパーナプキンで
Xmas気分が上がります♬


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2020年11月19日木曜日

子どもと大人を行ったり来たりする子どもたち

 

お子さんが

高校生や

大学生ぐらいになると

多くの親御さんから

戸惑いの声が聴かれます


少し幅を広げると

中学生から

社会人に

なりたてのお子さんにも

共通する戸惑いです


成長して

親の言うことなんて

聞きたくない


友だちや

周囲の言うことが優先


時代が違うの!

自分たちの何がわかるんだ!と

親を 

突っぱねる子どもたち


一方で

わがままを言い

わかって欲しい

守って欲しいと言ってみたり


家庭に戻り

親に触れ

優しくしてほしいと

甘えてくることも


一体どっちなの?


大人? 


子ども?


対応する親も

戸惑いますよね


きっと 

どちらも

本当の彼らなのでしょう


大人になる

階段の踊り場で

のぼったり 下ったり

行ったり来たり

しているのかな


私は その都度

彼らと一緒に

登ったり

下ったりすればいいと

思ってきました


いつか

「あれ?」と

こちらが思ったときには


見えないくらい

一気に

駆け上がっていくときが

くるだろうから


(……なんて

断言はできないけれど

期待を込めて)


そばにいることを

望まれていなければ

遠くから見守り


望まれるなら

少しの間 そばにいて


パッと

飛び立つ時期を

待てばいいのかなって




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2020年11月5日木曜日

大人だって 泣いてもいいんだよ



皆様のお話を伺っていると


言葉に詰まったり
涙声になったり
涙が流れたり


自然に

不思議と……も
あるでしょうけれど


「泣きたかったですよね」
も あります


ご本人様は
精一杯
やっている


これまでも
ずっと ずっと
頑張ってきたのです


ただ……

私たちも
大人になったのかしら?



子どもの頃のように
思いのまま
泣くことができない


周囲を見渡すと
それ以上の人がいることを
知っているから


誰もが
当たり前のように
こなしているように
見えるから


つい 

自分は
”まだまだ”
”もっと”と 
自分を追い詰める


「これが私の精一杯なの!」
なんて
言ってはいけないような
気がして



でもね


泣いてもいいんだよ


嘆いても


愚痴っても



たまには
「もうやだー」
「やめた~~~い」って 
言っても良いんだよ


言うくらい
良いじゃない


時々 サボるのは
自分へのご褒美


自分を大切にしたら

許してあげたら

少しだけ
違った気持ちが
生まれるかもしれないから

……ね




皆さま お疲れ様です



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2020年10月19日月曜日

波紋のように伝わる気持ち


 自分で言うのも

なんですが


私 

祖父母や両親に

大切に育てられ

身近な方たちや

親戚・友人にも恵まれ


18歳までを

平穏に

宮城県で過ごしました


ですから

都心に出てから

48歳になる

ここまでの30年で


こんなにも 

驚くことや

困惑すること

迷うことが起きるとは

思いませんでした(汗)


ただ 

今は……


それが”人生”で

”生きること”なのだと

受け止めています


それだけではなく

いっとき 

落ち込んでも


最後には

起きた事を

ポジティブにとらえ

前に進む力をくれたのは


小さい頃から

「愛」をくれ続けた家族


地域や 

関わってくださった

周囲の方の

おかげだと

感謝しているのです


先日 聞かれました

『若松さんが

仕事をする

一番の目的は

何ですか?』と


私の場合

自分が分けてもらった

気持ちやありがたさを

知っているからこそ


皆様に

自分ができることで

それを

お伝えできたらいいな

と 思っております


愛情や気持ちは

波紋のように

次第に大きくなって

周囲に伝わるものだと

学びました


私が関わらせていただく方は

お一人でも

お二人でも


講座で学んだことや

ご自身の気づきを

その方が 

ご家族や

周囲の方に伝え


さらに さらに

様々な形で

広げてくださるでしょう