2014年4月23日水曜日

・・ 簡単ではない母業 ・・



メリル・ストリープと
ジュリア・ロバーツが共演する
『8月の家族たち』という
映画を観ました

 ピュリツァー賞とトニー賞を受賞した
傑作舞台を基に 一家の主の失踪を機に
数年ぶりに再会した家族が本音を明かし
秘密がつまびらかになる様子を通し
さまざまな問題を抱える家族のあり方を描く
~YAHOO!映画より~


家族の中には
外からはわからない
闇や
困ったことがあり

それぞれの家族にも
言いだせない気持ちや
押し殺している思いがある

それでも
自分なりの幸せに
近い方向へ 近い方へと
歩みを進めようとする

悩み 迷いながら……


ただ
なんとかしようとしても
マイナスの方向へ
向かうことがあったり

もしかしたら
方法が間違っていたり

どうにもならないことも……



子どもたち(と言っても
今回の映画の場合は
もう大人なのだけれど)
生きづらさの根本が
母に そのまた母(祖母)にも
あるということを
つきつけられたような
気がしました


これを観る前に読んだ
「母という病」という本と
映画のあちこちが繋がり


子どもの人生にとって
母のあり方は
とても重要で

決して簡単ではないのが
母業なのだと感じました


親から受け継いだものは
「おかしい」「嫌だ」
と 心のどこかで
気がつきつつ 
なぜか
子どもたちに
押しつけてしまいがち


本の章題
『おかしいと思うことが第一歩』
という言葉通り

「おかしい」「嫌だ」 から
目をそむけず
考えてみることから
新たな自分流の子育てが
始められるのかもしれません









****************


5月24日 朝日カルチャーセンターで
講座を開催します


『自分の心のクセを知って楽になる』
 (↑こちらをクリック)
内容は初めてのものになります

初めての方も
これまで他の講座に参加された方も
ぜひ 遊びにいらしてください

****************

8 件のコメント:

  1. とっちゃん2014年4月25日 17:39

    美穂さん、はじめまして。
    美穂さんとは年齢が近いこともあり、いつも拝見させていただいて元気をもらっています。
    今回、初めて投稿させていただきました。
    私にも高校生と中学生の娘がいるのですが、最近反抗期の娘との関わり方にすごく悩んでいます。
    良かれと思ってついつい手を出しすぎてしまったり、自分の価値観を子供達に押し付けてしまいがちで、これでは子供達も生きづらくなってしまうんだろうな。
    今春高校生になった娘を見ながら、もう子供ではないんだなと実感してしまいます。
    今朝も娘と感情的になってケンカをしてしまって落ち込んでる私です(笑)
    いろいろ悩み、考えながらの子育て転機中ですが、私も肩の力を抜こうと思っています^ ^

    返信削除
    返信
    1. とっちゃんさん

      わかっていても……ですね。
      あります、あります。


      私も 反抗期の次女に
      感情的になって
      「まただ~~~ おさえなさいよ。
       あなた大人でしょー」
      と 自分に言っている時があります(汗)

      でもね 私たち 
      気がついているだけ良いのかもしれません。

      ……なんて 自分を甘やかしたりして。


      若松 美穂

      若松 美穂

      削除
  2. わたしは母親の影響も受けていますが
    長い間父親の影響にしばられて
    苦しんでいた時期があります。
    パワハラがきつく、
    なるべく離れていることを選びました。
    (心と心を密着させないということです。)
    親の扱われ方をきっかけに
    悪影響を育て続けたのは
    自分のせいだと気がついたからです。
    小さい子供だった頃は
    親が全ての時期もあって
    逃げられない時期があり、
    それはどうしようもないことです。
    でも、大人になってもいつまでも
    子ども時代の育てられ方に
    いちゃもんをつけている自分に
    ある日嫌気がさしました。
    ものすごく個性のある親に育てられた子どもは
    自分で幸せになれないと決めつけているのは
    自分ではないかと・・・
    親に対して条件反射でつき合うのはやめると決め、
    もう影響は受けないと何度も決心することを
    くり返しました。
    何十年もかかりましたが
    相手の悪意のようなものに
    巻き込まれることはなくなり、
    自分も子供を同じように扱うのではないかという
    恐怖感もつくらなくなりました。
    昔のことを考え続けている人にとっては
    過去は影響します。
    でも、もう影響を受けないと決めた人にとっては
    影響が薄らいで行きます。
    自分に悪影響を与えた人を
    正しい人に変えようとしたり、
    過去を作り直すことを望むのは
    やめて良かったです。
    苦しい結果をもたらす原因は
    癖になっているネガティブな考え方のことが多いです。
    それから離れて行動する。
    そうしてここちよい結果を受け取っていくと
    じわじわと自由が育っていくと思っています。

    返信削除
    返信
    1. ゆるりんりんさん

      ゆるりんりんさんの言葉に
      救われる方がたくさんいらっしゃるはず。

      おっしゃる通りだと思います。

      いつも とても貴重な経験をお話し下さり、
      大変感謝しております。

      若松 美穂

      削除
  3. ショコラティエ2014年4月26日 21:40

    美穂さん、こんばんは☆
    すごい大女優さんの共演ですね!二人とも大好きなのでぜひ見てみたいです。
    本も、よんでみたいのですが、ちょっと怖くて、、、、何が怖いのか自分でもよくわからないのですが、、、

    うちの母は、ごくごく普通の母でした。でも、私は、いつも話を聞いてもらえず、さみしくて、いつまでも子供扱いされて、認めてもらえてなくて、、、と心の奥底に、認めてもらいたいと言う気持ちがありました。
    子供のころは、気を引きたくて、「友達がすごくてね!」といつも、自分でない人やことの話をしていて、自分で自分にすごく違和感がありました。でも、すごい話をすると、見てくれて、喜んでくれた印象が残っているので、大人になっても、友人には、別の友人のすごい話をして、何度もしていたら、嫌がられたこともありました。
    それでも、やめられなかったんです。

    そして、子育てをしていて、こうならないようにと気をつけていたのですが、、、長女は、毎日友達のすごい話をしてきます。。。さみしいのかな、私、長女を認めてないのかなと、ほめたり、しているのですが、ずっと話をしてきて、、、、正直、自分を見てるようで、とっても心が痛みます。
    すごい自分しか認めてもらえない、、、そんな風に思っていたら、かわいそうだなって思うんです。
    でも、言葉で伝えても、伝わってないのか。。。もっと時間をかけないとダメなのかもしれませんが、、、、
    書いてるとすごくつらくなりますが、私自身もっと向き合わないといけない何かがあるのかなって思いました。

    美穂さんも、こういう気持ち、、、複雑な気持ち、子育てしながらありましたか??

    返信削除
    返信
    1. ショコラティエさん

      ショコラティエさんのお嬢さんのお話をうかがって、
      あら、うちの長女もだわ……と思いました。

      でも、私はちょっと感じ方が違っていて。

      私はそういう娘を見て、
      「人のいい所を探すのが上手だな~」とか、
      「良いお友達に囲まれて幸せな子」、
      「自分にないところは、
       良い影響を受けてくれれば 良いな」
      と感じていて、娘の長所ととらえています。

      なぜなら 娘の年齢の時の私は、
      ひがみっぽくて、人のいい所に
      なかなか目を向けられない子どもだったから。

      ショコラティエさんと私が
      違った人生を送ってきたから
      見方もまた違うのかもしれませんね。

      親子であっても
      ショコラティエさん=お嬢さんでは
      ないのかもしれなくて……

      もしかしたら ショコラティエさんが
      気をつけて・認めて・話を聞いてあげているからこそ
      人のいい所に目を向けられる子に
      なっているのかもしれなくて。

      もちろん 実際は
      どうかわからないのだけれど、
      お嬢さんに 直接聞いてみるのも
      一つの方法なのかもしれません。

      お嬢さんの答えによって
      こちらの対応も変えることができますよね。

      若松 美穂



      削除
  4. はじめまして。
    若松さんの お書きになった「主婦が幸せになる53の方法」を読ませていただきました。
    ESSEやサンキュで 時々 エッセーを目にした事は ありましたが、じっくり読んだのは初めてです。


    読みながら、涙が出ました。

    美穂さんも 私と同じような思いや経験をしてきたんだなぁ と。
    だけど、美穂さんは、解消方法を ちゃんと解っていたり、起きた事を素直に受け止めていて、スゴイなぁって。

    美穂さんは、言葉にするのが 上手ですね。
    こんな風に 素直に 上手に伝えられたらなぁと思いました。
    「そうか!そうゆう考え方もあるんだ!!」と 思うところも たくさん在りました。

    私も、1972年生まれで、娘は高校1年生ですけれど…恥ずかしいです。

    美穂さんも素敵ですが、ダンナさんもステキですね。


    ブログも初めて拝見しました。
    これからも オジャマしたいです。
    「お茶会」が 近くで行われたら 行きたいです。

    こちらにコメントするのが良いのか迷いましたが、本を読んで すごく気持ちが楽になったのを伝えたくて、書きました。

    返信削除
    返信
    1. モリモリさん

      本を手に取って下さり、感じてくださったんですね。
      本当にありがとうございます。

      1972年生まれだからこそ、
      共感していただけることも
      あるのかもしれませんね。

      私もまだまだ経験中・失敗中で
      成長し続けられたらいいなと思っています。

      ぜひ お茶会でお会いできますように。

      若松 美穂

      削除