2014年9月3日水曜日

家族なんだから





「家族なんだから
秘密がないのが当たり前でしょう?」

「家族なんだから
休日一緒に過ごすのが普通よね」

「家族なんだから
何でも本音で話し合うべきよ」


こんな妻・母の声を聞きます

家族が夫が 同じように
思っているのならば
特に問題がない場合もあるでしょう

でも 彼女たちだけに 
強い信念(こだわり)があって
子どもや夫に違う思いがある場合は
思い通りにならない家族に
困惑することになります

腹がたつことや
激しくぶつかることも……


信念が間違っている
正しいかどうかは別にして

例えば 私のように
以下のように考える人も
いるとしたらどうでしょう


全てをさらけ出す必要はなくて
家族にも 小さな秘密くらいはある

別々の時間があるからこそ
家族で会った時
「こんなことがあった
 あれが楽しかったと言えるのかも
 それぞれの時間があるのも悪くない」
「時には 一人時間も大切」

「家族だからこそ 言えないこと 
心配させたくないという
思いやりから
言わないようにしようと 思うこともある」


家族に限らず
夫なんだから 妻なんだから
男・女なんだから

人それぞれ
“こうあるべき”
“こうあった方が絶対に良い”
……という
思いや考えがあるのかもしれません

それが 
相手を縛りつけたり
自分を苦しめる原因になるのなら
違った考えに耳を傾けるのも
価値のあることなのかもしれません


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旅行は家族一緒に!?

イヤイヤ もう子どもたちは
それぞれ用事があるのだから
夫婦二人で行っちゃえ~と
出かけた先で食べた
「カオマンガイ」

自分たちだけのことだけ
考えての旅行も
なかなか楽しい☆

8 件のコメント:

  1. 私が育った家庭は、相手を思いやるより、自分の気持ちを押し付け、束縛するのが当たり前でした
    思い通りにならないと、たとえ相手が子供であっても、汚い言葉で罵り、許さない人達の集まりでした

    主人は、見守ってくれる人です
    出来ないこと、迷っていることを、出来るまで、答えが出るまで待ってくれる人です
    でも、最初はそんな主人を冷たい人に感じました
    私や子供に関心がないんだと
    でも、違いましたね
    今は、主人のように、子供達を見守り、待ってやれる母親になりたいと思います

    家族の一人一人が、思いやりの気持ちを持ち、お互いを尊重する
    そうすれば、押し付けや束縛は、しなくて済むんじゃないかと思います

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    1. いくぴーさん

      本当にそうですね。

      自分には知り得ない方法で守ってくれる、
      愛してくれるていることに気がつけたことで、
      自分の子育て、人付き合いの方法も
      広がっていきますよね。

      いくぴーさんのご主人素敵ですね。
      それに気がつくことができるいくぴーさんも。

      若松 美穂

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  2. 昔はなんでも正直に伝えた方がいいと思ってました。
    夫婦なんだから隠し事はよくないという固定観念です。
    最近はちょっとかわってきました。
    私がよかれと思って話した事でも、
    旦那さんは不快な顔をする時もあるので
    隠し事というよりも美穂さんがいうように
    相手の事も思いやって
    言わない事もいいのかなと。

    この夏旦那さんと2人で旅行に行きました。
    上の子達の受験の時はそんな事なんて
    考えもしなかったですが、
    少し2人だけの事を考えました。
    娘も夏休み中の数少ない塾のお休みの日だったので、
    私達がいなくて少しリフレシュが出来て良かったみたいです。

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    1. るんママさん

      二人で旅行いいですね~。

      子ども受験は、子どものことだから。
      一線を引いて、私たちは私たちですよね。

      それができるようになると、
      子育ても、ずっと楽になるのかも。

      若松 美穂

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  3. 家族が全て、ほとんど全てという時代は
    子どもたちが小学生低学年あたりで終了しました。
    安心して秘密を持てる時期へと移行。
    すっかり大人になって
    子どもたちはちゃんとよその人になりつつあります。
    そのことが寂しくもあるのですが
    いい孤独感です。
    夫ともどこかよその人ぐらいの距離が
    平和だなあとこの頃気がつき始めています。

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    1. ゆるりんりんさん

      よその人ぐらいの距離……
      覚えると楽ですよね。

      子どもとの距離感も、
      年齢とともに変化するのがおもしろいと
      感じています。

      若松 美穂

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  4. 色々悩んでいて初めて相談させていただきます。かなり前から若松さんの本や特集を読ませて頂き、共感させていただきました。前の本から考えても若松さん自身の変化や夫婦関係、夫婦喧嘩や生活なども含めて、とても変化して、穏やかな生活が伺えます。私は今、夫婦喧嘩する事も多く、離婚も話に出たり、考えた方がいいのかな、、など考えています。いままで、若松さんは離婚などの危機はなかったのでしょうか?色々なトラブル、喧嘩をどうのり越えて来たのか?参考にさせていただきたいです。愛情表現など夫婦中では難しいこともありますが、旦那さんとはよく話し合われたりするのでしょうか?

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    1. 匿名さん

      「考える・自分で自分の気持ちを確認する」って、大切なことですよね。
      今、見ないふりをしても、またいつか同じことで悩むこともあるから、
      ここで、悩んで考えてみるのは、いい機会になるのではと思います。

      お互いのことは、お互いで話し合い、時にぶつかり、
      ご自分が、その時、その時、
      納得できる答えを見つけるのが最善だと思います。

      気持ちが変わったら、またその時々の状況で考える……。
      それを繰り返していくのでしょうね。

      匿名さんなりの、
      夫と、自分と、問題との向かい合い方が
      見つかるといいなと思います。

      若松 美穂

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