「決められない」
これ、うちの長女の口癖です。
何でもかんでもということではなく、
時と場合によるのですが、
そんな風に言うことが多いのです。
そう育てたのは私たち夫婦で、
彼女自身だけに理由があるわけではありません。
こちらが先に決めてしまうから、
自分で決めるチャンスがあまりなかったのかも。
又、言う前に気持ちをくんでしまうことも多く、
自分で伝えるチャンスを奪っていたのかも
……なんて、ちょっと反省。
「それじゃあ困るでしょう?」と言うと、
本人曰く、悪いことばかりでもないと。
言葉を飲み込めるおかげで、
『友人同士でのトラブルが少ない』とか、
『秘密を友達に打ち明けてもらえる』とか、
いいこともあるらしいです。
ただこの先、ずっと「言えない」
「決められない」というわけにはいかない。
その日は、どうしても決めなくてはいけないことがあって。
『言えないのか、言わないのか、
決められないのか、決めないのか
どちらだと思う?言えない、決められないって、
ずっとそのことから逃げるわけにはいかないよ」
そう伝えました。
もちろん色々な状況があるから、
「言えない」時も、「決められない」
場合もあるのだけれど。
しばらくたって、「私、こう決めたから」と
私たちに伝えに来た長女。
ちゃんと決められた。
まずは「決めよう」と『自分で決めること』が大事。
何だかややこしいけど……^^;
次もきっと決められる、そう思ってくれたらいいな。
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