2013年12月12日木曜日

けど……のあとに続く言葉




「まぁ いいんですけど」

「大したことではないのだけれど」

「仕方のないことなんですけどね」

そう お話されたものの
本心は違うという場合は
少なくありません

「本当は(私は)あまり良くない」

「他の人にとっては
 大したことでは
 ないのかもしれないけれど
 (自分にとっては) 
 忘れられないこと
 大切なこと」

「仕方がない」と
思わなくてはいけないと
自分に言い聞かせてはみたけれど
そんな言葉で
終わらせることはできない


「けど……」のあとに
どんな言葉が続くのか
考えてみませんか

それまで 
自分の気持ちよりも
大事にしていた
周囲の気持ちを 
一旦忘れて

「私はどうしたいのか」
「どう思っているのか」
「(自分にとって)なにが良くないのか」
だけを考えた時

 
自分の気持ちの中に
どんな思いや言葉が
出てくるのでしょう

人を変えることは
変わってもらうことは
難しいことだから
あの人に「こうして欲しい」
「あぁなって欲しい」ではなく

私を主語にして考えてみては
いかがでしょう

私 こう感じているんだ
本当はこう伝えたいんだ
これをわかってもらいたいって
思っているんだな

その気持ちは
否定しなくても良いのです
大事な大事な
自分の気持ちだから

「仕方がないことだけれど
 私は辛かったな」

「大したことでは
 ないのかもしれないけれど
 図星だったから 
 傷ついちゃったな」

「まぁ 良いんだけど
 ………
 うん そう まあ良いんだ」

続く言葉はなくて

本当にそう思えたのならば
それもまた
新たな気づきかもしれませんね

私の中の
新たな気づきを
まとめたのが
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4 件のコメント:

  1. 「けど・・・」
    実はわたしこれにかなり好感を持ってるんです。
    本当の気持ちをあやふやにしちゃう言葉でもあるのですが、
    わけのわからん力がわいてくる言葉でもあると思っていて。
    昔関西で被災した時、
    男の人より女の人の方がよみがえるのが
    はやかったんです。
    男の人は災害や現実を分析したがりました。
    でも人間には理解不能のことが起きたわけで、
    全く先が見えず、暗い気持ちになって立ち上がりにくい。
    「けど・・・」がないと心が止まっちゃうんです。
    多くの女の人はそこで終われませんでした。
    毎日のごはんを何とかしないといけなかったから。
    電気はわりと早く復活しましたが
    水道もガスも使えず、不便の中で
    女の人は不安や悲しみをさんざん言っても最後に
    「こういうこと言っても仕方がないんだけどね・・・」がありました。
    「・・・」のあとに「今日を生きのびるしかないのよ。」
    という暗黙の言葉が着いていました。
    起きていることが理解できなくても
    そういう混乱にいることを理解してもらえなくても
    何とか今日を生きのびようとする
    生命力が含まれているようで・・・
    「けど・・・」の中に可能性をみつけてしまいます。
    若松さんの「・・・」の先にある気持ちが大事というの
    本当にそう思います。

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  2. ゆるりんりんさん

    私も東日本大震災の時に
    ゆるりんりんさんと
    同じようなことを感じました。

    予期せぬ辛いことが
    不平等に起こるのが人生で
    その中で その方なりに
    自分の気持ちに
    折り合いをつけて生きて行く

    「生きのびるしかない」中から
    時間が経つうちに
    何かを見つけて行くのでしょうね。

    いつもコメントありがとうございます。

    若松 美穂

    返信削除
  3. ショコラティエ2013年12月18日 0:02

    美穂さん、こんばんは☆

    そうです、そうです。。。そうなんですよね。何だか、今までの気持ちを、本心を表現していただいてる様で、いつもブログを読んでいると、心がすっとします。
    それに、私だけでなく、みんな色々なことで悩んだり、迷ったり。。。私だけでないんだと、心強くなります。

    私も、ずーーーっと、自分の気持ち、本心を、自分にも出さず、それが我慢することだと思っていました。
    でも、我慢って違うんですよね、きっと。本心を自分には出して、出したあとに気持ちを収めておくものなのかなって思いました。
    周りにも我慢、自分にも我慢。ただただ耐えることが我慢でないんだってわかっただけでも、気持ちが楽になりました。

    姉のこと、主人とのこと。。。。やっと折り合いがついてきました。

    大したことはないのだけれど、、、、、、本当に本当につらかった!!!

    長い時間かかりましたが、悩んだからこそ、苦しかったからこそ、美穂さんのブログに出会えたんだと思います。

    子どもたちに伝えたいことが、一つまた増えました!

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  4. ショコラティエさん

    いつも ご自身の気づきを
    お話し下さって
    本当にありがとうございます。


    「本心を自分には出して
     出したあとに気持ちを収めておくものなのかな
     って思いました」

    すごくわかりやすいですね。
    そっか、なるほどねと私も思いました(*^ ^*)

    若松 美穂

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