2013年12月26日木曜日

~いつかは~



今年は我が家に 
喪中ハガキが
たくさん届きました

以前は  
お爺様 お婆様が
亡くなられたという
お知らせが多かったのですが

ここ最近は
ご両親のどちらかが
お亡くなりになられたという
お知らせも 増えてきました

そういう年齢になったのだな
と感じます


ときどき 
「両親が死を迎えると思うと
 不安でたまらない」
 「居ても立ってもいられなくなる」
という ご相談を
伺う事があります

親はずっと生きていてくれるもの
どこかにそんな気持ちがあれば
なおのこと
不安に襲われるでしょう


ですが 看護師の友人は言います
「残念だけれど 
 人の死亡率は100%なのよね」と

願っても 祈っても
この世を去らない人はいなくて……


だから 「どうしよう」と
頭の中だけで
ぐるぐる考えるのではなく
今 親のためにできることを考え
始めてみる

顔を見せていないのならば
たまには遊びに行き
自分たちは元気だよと
親を安心させる

悩みがあるのであれば
相談してみるのも
いいかもしれません
頼りにされて
嬉しい親御さんもいるでしょう

(電話でもいいから)
話し相手になる

遠いのならば
写真や手紙を送り
案じている気持ちを伝えてみる

たまには一緒に旅行へ行ったり
この先どうしたいのか
話し合ってみるのもいいでしょう

どんなにいろいろしても
「もっとこうしていれば……」
という後悔はつき物です

だからこそ 何もしないで
後悔だけをするよりは
一つでも二つでも
今できる事を
してみるのも
一つの方法なのではないでしょうか


ただ それが
子の独りよがりにならないよう
ご両親の意思を尊重されることも
必要なことなのでしょうね


横浜の新名所
「MARK IS」の
~X'masツリー~


横浜に用事があった日
私を迎えに来た
夫の横に 笑顔の母が!?

「私も連れてきてもらっちゃった
(*^_^*)」と

「お母さん 今日は
どこにも行かないっていうから
誘ったんだ」
と 夫

その後3人でショッピング
数日前 
間違えて壊した掃除機を
夫に買ってもらったりして(^^ゞ

帰りは「あ~楽しかった」を
連発していました✿

こうして 自分以外に
親を共に大事にしてくれる人が
いるというのも
ありがたいことだなと感じています



 
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10 件のコメント:

  1. なんとか、親の死を受け止められるかもしれない年になってきました。学生の頃にお母さんをなくした友人もいましたね。そのころの私ならきっと絶望でいっぱいだとおもいます。今だってそういうことを考えると怖いけどそう、私なりにできることをしていく年にしていこうかな、来年は。子育ても本当にこれからだからなかなか気をまわせませんが自分なりに何ができるだろうか。 私の父は借金ばかりして家をでました。離れてくらしてもう10年以上になります。とくになにをしてくれとはありませんが、どう向き合うかはまったくわかりません。姉にもお金をかりたとのことで、心配事はつきません。自活してくれることがせめてもの願いですが。年月がたちすぎると、なぜ今までほっとかれていたのに私があゆみよらなきゃならないの?という気持ちでいっぱいになります。内容にまとまりがなくてすみません。

    旦那さんとお母さんの関係素敵です。かなり理想ですね。(*^^*) どうぞよいお年を。(⌒‐⌒)

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    返信
    1. 匿名さん

      私が書いたことはあくまでの一つの選択で
      「あゆみよらなきゃいけない」ということではないのですよ。

      ご自身が「あゆみよりたい」
      「あゆみよった方が自分自身が後悔がないかも」
      と思えば その選択もありだとおもいますが

      「歩み寄りたくない」「関わりたくない」
      「今までの気持ちに整理がつかない」などなど
      違うお気持ちがあるのであれば
      そちらを大切にしていいのだと思います。

      距離をとることも 関係をややこしくしないことも
      自分で選ぶことができるから……。

      匿名さんが納得できる答えを見つけられますように。

      若松 美穂

      削除
    2. お返事ありがとうございました。私は本当に歩み寄りたいのか、ただ回りのひとが両親を大事に思うことをしているので自分もしなきゃとか思ったり??けど本当は関わりたくないのかも。さんざん迷惑かけられて辛い思いをしてきたしなぁ。でもこのまま死に別れたら後悔するんだろうなぁ。とか。思います。美穂さんありがとう、もう少し考えてみますね。(((^_^;)

      削除
    3. 匿名さん

      そうですね。ご自身がどうしたいのか
      それを考えるのはとても有効だと思います。

      まわりが、両親が、常識が……よりも
      まずは「私は!?」が大事だと思います。

      何か行動を起こしたことで
      気持ちがわかったり、変わることもありますし、
      時間をかけても良いですよね。

      若松 美穂

      削除
  2. 旦那さんも私も親とは遠く離れているので、悲しいですが親の死を看取る事はなかなか難しいと思っています。
    昨年旦那さんのお義父さんが亡くなった時も、本当に悲しくて辛かったです。
    早くして父を亡くし、ずっと父親にあこがれみたいなものをもって大人になった気がします。
    そんな私を旦那さんのお義父さんは、娘のようにかわいがってくれました。
    旦那さんの実家に帰省してお義父さんとおしゃべりするのが本当に楽しくてしょうがなかったです。
    亡くなる1年ほど前に数年ぶりに帰省した時もお義父さんと海を見ながら、ずっとおしゃべりしておだやかな時間を過ごしました。
    その数ヶ月後にお義父さんは難病を発症して、しゃべる事もままならなくなり、亡くなる半月前に帰省した時は、海を見ながらしゃべっていた事が夢だったのかなと思う位お義父さんは変わっていました。
    その時どこかで覚悟はしていましたが、実際亡くなった時は、もうおしゃべりが出来ないと思うと悲しくて辛かったです。
    でも、海を見ながらおしゃべりをした時の顔がとっても素敵だったので今、思い出すのはその時の顔ばかりで、あの時一杯おしゃべりをして良かったと今も思っています。
    旦那さんのお義母さん、私の母ともお義父さんと作った思い出と同じような思い出をこれから作っていけたらなぁと思います。

    美穂さんの旦那さまとお母様の関係本当に素敵ですね。
    ブログでお母様と若松ファミリーのエピソードを読むたびに心が暖かくなります。


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    返信
    1. るんママさん

      そうだったんですね。

      亡くなったあと、よく思い出す顔って
      ありますよね。

      素敵なお父さんのお顔が思いだされるのは
      幸せですね。

      若松 美穂

      削除
  3. ショコラティエ2013年12月27日 22:00

    私の祖母が、二人とも大往生を遂げ、最近続けて亡くなりました。
    一緒に住んだことはほとんどなく、私が家を出てから、両親と同居し始めたのですが、私には、亡くなってから気づいたのですが、とても大きな存在で、今では、帰省すると、いないんだと実感してしまうのがさみしくて、帰るのも躊躇してしまいます。

    なのに、両親がと考えると、本当にさみしくなってしまいますが、、、両親となると、ちょっと気を張って、これから姉とどうして行こうかとか、、、、冷静に考えてしまう自分がいます。

    でも、これも自分のことばかりですよね。。。私、まだまだですね。これを機に、両親にできること、義両親にも、、、、できるだけしていきたいなと思います。。。
    できるだけ。。。(←がんばれ、自分(汗))

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    返信
    1. ショコラティエさん

      自分に無理をしてまで……
      ということでもないのですよ。

      何よりも自分たちの生活や
      自分の気持ちも大切ですものね。


      若松 美穂

      若松 美穂

      削除
  4. ほんとにいつかは全ての人に・・・
    今年は母が空へ帰っていきました。
    母は生きている時
    たくさんの我慢をしてくれたおかげで
    家族が成り立っていたところがあって、
    これで楽になってもらえると思うと
    ほっとしている部分もあります。

    「良い影響を与え合う関係」を
    親子で築いている人もいるし
    友だち、夫婦間でそうしている人もいます。
    だから逆に言うと
    どの形で良い影響を与え合うことを感じるかは
    決めつけられない。
    ギクシャクしている関係、
    お互いに優しくできない関係は
    たくさんあることを知りました。
    その関係が家族を通してあることも。
    わたしはこの一年を通して
    それを「人を操縦しない」ことを学ぶためのこと
    だったと受け入れました。
    全くの他人だとすぐできたことも
    それが家族だと
    お互いの支配欲がきつく、難しかった。
    他の人の子どもや親であったなら
    どうってことないのに、
    自分の身内となると厳しくなって
    許せないことを勝手に増やして、
    自分の望む正しいを求めていました。
    誰かを操縦しようとしてることに苦しんでいると
    わかった時、
    心から好きなように生きてくれたらいいわと
    手放す決断をしました。
    捨てるのではなく
    操縦しようとしないことを決めました。
    ただ、そばにいては見たり感じてきた苦悩を
    いつまでもくりかえし頭の中でこねくり回して
    また相手を変えようとしてしまうので
    距離をおこうと決めました。
    こういうこともあるんだと受け入れています。

    できることあはまだあると思えるのも幸せ。
    できることは全てやりつくした、
    あとは天におまかせと思えるのも幸せです。



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  5. ゆるりんりんさん

    私も 色んな関係 色んな思い
    色んな距離感どれもありだと思います。

    親子関係は様々ですものね。

    若松 美穂

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