2014年7月16日水曜日

してもらったことも探してみる



ある人が
自分のお子さんのことで
腹を立てていました

『自分は あの子に
 こんなにしてあげたのよ

 あの時は こういうことをしてあげたし
 今までも ずっとこうしてあげていたし
 今は こういうこともしてあげているの

 それなのに
 全然感謝している風もないし
 言いたい放題

 あの子に言って やりたいことが
 山のようにあるわよ!!』


自分を犠牲にして
頑張ってきた(と思う)人ほど
ご本人は辛いでしょう

“自分が相手にしたこと”ばかりに
目が向くと

腹立たしい 
悲しい 
悔しい
マイナスの感情ばかりが生まれて 


TV番組で ある芸人さんが
こう言っていました

「私の母 よく言うんですよ
 『あなたに あれをしてあげた 
  これをしてあげた』って
  でも 私は 子どもが生まれた時点で
 それはチャラだと思うんだけどな」


はじめに書いたお母さんが
おっしゃるように 
私たち母親は 子どもたちに 
色々な事をします
特に小さい時には 手がかかり
こちらがすることだらけです

ただ 
“子どもが生まれた時点でチャラ”も
「なるほど」と思うのです

なぜって
お子さんが生まれたことで
私たち親も
得たものがあるのだから

子どもが生まれたことで
家族の和や笑顔 
話題が生まれます

こちらを喜ばせてくれることも
ワクワクさせてくれることもあります

彼らの肌のぬくもりに 
成長に  存在に
こちらが ホッと
させてもらえる事もあるでしょう

子どもだけではなく
夫も 親も同じです

自分が相手に
してあげたことばかりにとらわれて 
マイナスの感情が生まれたら

相手にしてもらったことにも
目を向けてみてはいかがでしょう

自分が相手にしたことは
相手に無理やりさせられたことなのか
それとも 自分の意思で
選択したことなのかを考えてみませんか 

少なくとも 私たちが子どもを持ったのは
私たちの意思……という場合が
多いのではないでしょうか

こちら側からばかり見ていては
気がつかない
“してもらっていること”が
たくさん たくさんあるのだから












++お知らせ++

8月1日
きれいのたねさんで
ランチ会を開催します

気分転換に
遊びにいらしてくださいね♡


************

お申し込みは こちら
きれいのたねさんのHPから
http://www.kireinotane.jp/

(ペンギンのお茶会とは
 お申込みページが異なります)

************




6 件のコメント:

  1. 言ってやりたいことが山のようにあるのなら
    その山のようなことを一度やめてみるのも
    いいかもしれませんよね。
    無視するとか意地悪をするとか
    そういう否定的な意味じゃなくて
    しすぎちゃったことが何なのかを知るために。
    ほんとうに必要な世話って
    どのくらいなのかをわかるために。
    全力投球していると
    相手にしてもらってることもあるってわかっても、
    わたしの方がもっとしてるわよみたいな
    状態になってしまう・・・
    って、
    これわたしのことです。
    自分の中には感謝されたいという気持ちが
    がんばりすぎると
    大きくなる傾向があって、
    そのことに苦しむようになることを自覚して
    ブレーキをかけるようにしています。
    わが家の場合ですが、
    お世話をするのも
    足りないくらいがちょうどいいみたいです。



    返信削除
    返信
    1. ゆるりんりんさん

      今までしていたことをやめるって
      勇気がいるけれど
      やめてみると……ですよね。
      ゆるりんりんさんのおっしゃる通り~♡

      若松 美穂

      削除
  2. 若松さま
    こんにちは。子供に○○してあげた・・・って言えるなんて、すごいな~(と思いました)
    以前お茶会の時にお話しましたが、してもらったこともなければ、して欲しいなんて言えずに育った私。いまだに、子供がして欲しいことって?って感じです。気が利かない性分なので、余計わからないのかな?
    子供が小さい頃から、○○して~と言うと、心の中では へ?こんなこと出来るんじゃない? 1人で行けるんじゃないの? と思いながら、出来る範囲でしてきました。夫からすると『甘やかし過ぎ!』だったみたいですが、たぶん、子供の頃の私が、して欲しかったけど、してもらえなかったこと。だから楽しかったな~。長男はアルバイトを始めた時、自分はすごく大切に育ててもらったんだってわかった、と言っていました。(日頃無口なので、何があってのこの発言かは不明・・・)
    次男は高校の卒業式の朝、学校までの道中ずっと泣きながら『お母さん、本当にありがとう! いつも俺のためにいろいろしてくれて、本当に感謝してるよ!』と繰り返していましたが、私のほうが『・・・?』 私のして来たことで、そんなに!?って(笑)
    とはいえ2人とも、自宅通学の大学生。結構まだまだ手がかかる~!これがまた楽しい!
    私、やっぱり変わってるのかしら??

    返信削除
    返信
    1. たまりんさん

      たまりんさんのお話しにジワーッと涙が。
      楽しいと思うか辛いと思うか。
      同じことをしていても、全然感じ方は違うんですよね。

      息子さんのお話し、感動しました。

      若松 美穂

      削除
  3. あ~耳が痛いです(笑)

    ある人に、子どもの不満を聞いて貰った時、じゃあ、どうして欲しいのと聞かれ、感謝して欲しいって答えたことがあります。
    でも、言いながら、なんか違うよな~とも感じました。

    ある人は、親孝行は三歳までにしてくれるんやで~とも言われました。
    ホントにそうだなと思うときもあります。

    我が家の息子は、もうすぐ、二十歳になるのに、まだまだ反抗期。
    そんな息子も小さいときは可愛いかった。あの頃にいっぱい親孝行してもらったのかも。と思っています。

    返信削除
    返信
    1. 胡桃さん

      そうか~。

      20歳の息子さんを反抗期と思うか、
      自分の意思を持って自分で行動し、
      親のいうことに耳に傾けなくてもすむほど
      成長したなーと思うのか……かな~。

      若松 美穂

      削除