東日本大震災から
5年が過ぎました
震災後半年で
父がこの世を去り
その後
祖母も亡くなりました
家・仕事・故郷に加え
何よりの心の支え
頼りにしていた二人を失くし
母は
悲しみの中をさまよいました
「どうして置いて行ったの」
「私はどうしたらいいの?」
そんな気持ちだったのかもしれません
もしかしたら
そんなことすらも
考えることができない
精神状態だったのかもしれない
……とも思います
3~4年が経った頃でしょうか
母が私に言いました
「今 私の中に残ったのは
逝った人たちへの感謝よ
あの時
そうは思えなかったけれど
感謝は人を支えるのね」
今の私は
母の言葉が理解できる
悲しみ 戸惑い 怒り
恨み 憎しみ 腹立ち
辛いことがあった時
色々な感情が生まれるけれど
自分の感情を否定せず
混乱の中をくぐり抜け
最後の最後
感謝が生まれた時
感謝が残った時
人は 自分で
立ち上がることができる
自分を支えることが
できるのかもしれないと
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濃い緑の中に 若い葉が イキイキと |
うんうん
返信削除そして感謝は希望になって行きます^^
ゆるりんりんさん
返信削除そうですよね。
ゆるりんりんさん
お変わりないですか?