「しなやかに生きてみたい」と 。
若いころは、女のくせに
強い大木になりたいと思っていた。
何がぶつかっても、倒そうとしても
動じずそこに立っている……、
そんな強い人になりたいと。
でも、今はちょっと違う。
あえて例をあげるとすれば、
ちょっとだけかわいい花を咲かせる
野の花のようでありたい。
雨の日はびっしょりと濡れ、
踏まれたら、いったんは地面に貼りつく、
風に吹かれたら吹かれたまま、
吹かれる方へ姿勢を、顔を向ける。
自分に降りかかってくることを
よけようとせず、ありのままに受け止める。
雨水から力をもらい、
濡れた体はお天道さまに乾かしてもらう。
吹かれて倒れた体は、時間をかけて
ゆっくりと立てなおす。
季節になったら、また花を咲かせる。
自分は強くないとわかったからかな。
これからは……、
周囲に頼りながら、ゆっくりとしなやかに。
庭の花。
茎が弱ったものは、
水に浮かべて。
若松さんの書かれている野の花、
返信削除しなやかで、
めっちゃ強いやん!と思いました。
わたしはどうなんかなあ・・・
今日は弱い人でも
明日は強い人かもしれません。
絶えず変化しています。
その変化を責めるんじゃなく
楽しめる人になりたいです。