私に話してくれました。
偶然にも、どちらも同じ悩みです。
中学生のお子さんが、
なかなか宿題をしないんだとか。
「私が困るわけじゃないから
いいんだけどね」
と友人の一人。
「困るわけじゃないけど、
悩んでるんだ……」
と私が言うと、
「だって、宿題しなかったら
成績が下がるでしょう?」
「そうだねー。
下がるかもしれないね。
でも、さっきの言葉を借りると、
ママが困るわけじゃないんでしょ?」
すると、
「ん~、困らないんだけど……。
成績が良くないと、
公立に行けないじゃない?」
「公立に行けなくても
行ける私立はあるかもよ(*^_^*)」
と話すと、
「私立は困る~。公立に
行ってもらいたいもん」。
なるほど!
“子どもが宿題をしない”
ことからつながる彼女の悩みは、
これかもしれません。
子どものことが悩み……と言いつつ、
実はそこに、自分の悩みが
隠れていること
私も結構あるんだよな~。
16歳になった娘が 「もうほんと、お店で誕生日の歌を 歌ってもらうサービスはいらないから」 というのに、どのお店でも秘密に お願いして、嫌がられる夫と私。 |
「公立に行けなくても 行ける私立はあるかもよ(*^_^*)」という答え方はそのお友達の気もちに添ってないような気がします。今の時期に、やるべきことをきちんとやり遂げる力をつけておいてほしい、という思いだったかもしれないし、単に今のままでいいんじゃない、と片付けられることではなかったのかも。その言葉の奥には、どこまで子どもに対して自分が関わるか、という悩みがあるのでは、と感じました。私がそう聴いたなら、ですけれど。
返信削除匿名さんへ
返信削除なるほど。一つの事には
色々な見方があって良いので、
匿名さんの思いも
「ある“かも”‥‥」ですね(*^_^*)
私も「これ“かも”」と
書きました。
断言はできません。
あくまでもその人でない限り、
本当の答えはわかりませし、
言葉の奥もわかりませんから。
彼女が、自分で答えを
見つけるのではないでしょうか。
ちなみに、この後彼女は
「そっか、私、公立に
行って欲しいのか~」と
つぶやいていましたけれど。
お互いの意見を、正直に
交換できるのが友だちだから♡
必ずしも、友だちの思いに添った
発言をしなくても良いのかなと、
個人的には思います。
カウンセラーとクライアントの
関係であれば、おっしゃる通り、
気持に添う必要がありますけどね。
若松 美穂