人それぞれ
悩みも
悩みの大きさも
違うもの
ですが お茶会で
お話を聞かせていただくと
似たような内容を
うかがうことがあります
例えば こんなお悩み
夫の家族に言われた
ひどい言葉が
忘れられない
また言われたらどうしよう
もう傷つきたくないと思うと
「会いたくない」
「話したくない」
と思ってしまうんだとか
そうですよね
嫌な思いをしたんだもの
辛かったんだもの
わかってもらえなくて
悲しかったんだもの
時間をかけて
やっと癒えた気持ちを
元に戻したくない
もう あんな気持ちを
味わいたくない
そう思いますよね
相手を変えることは
難しいから
“相手と距離を置く”
それも自分を守るための
一つの選択だと思うし
ありだと思います
でも そんなことはできない
という人もいるし
許されないという人もいる
だから
言われた言葉たちと
どう向き合えばいいのか
気持ちの中で
どう処理をすればいいのか
悩んでいるんですね
*
*
私は あえて
向きあったり 処理をするのを
やめませんかと
お伝えします
なぜなら
嫌な場面や言葉を
思い出すことで
再び 傷つくから
また 相手に腹を立て
同じ悲しみを呼び戻す
その作業をするのは
他のだれでもはなく
自分なのです
十分苦しんだのだから
これ以上 悲しんだり
苦しくなる作業を
繰り返しさなくても
いいのではないのでしょうか
「どうして……」
考えても
答えが見つからないことは
あるものです
『身内でも
わかりあえないことはある』
『気の合わない親戚もいる』
そう 割り切った上で
付き合っていくのも
一つの選択だと思うのです
*
ちなみに 私は
逆の立場になって考えた時
押しつぶされるような
気持ちになることが
あるのです
私は気の強い嫁だから
逆に 私が
夫の家族を傷つけたことが
何度もあると思うんです
私の至らない言葉や態度を
夫の家族が
いつまでも覚えていて
何度も 嫌だなと
苦しんでいたら……
発してしまった言葉は
してしまったことは
なかったことにはできません
それでも 彼らは
そんなことを
おくびにも出さず
私と会い 笑ってくれます
忘れてくれる
過去に置いてきてくれる
割り切ってくれる
決して簡単なことではないけれど
そうしてくれる夫の家族に
感謝しています
料理好きの夫に 育ててくれたことにも感謝 パワーがつきそうな 夫流夕食 |
友達にも全く同じケースの人が居ます。
返信削除近所だけど殆ど行かないみたいです。
とにかくすごいことを言われてくるのでこっちが驚いてしまうのですが「違う星の人と思いなね」としか言ってあげられません。
私の夫の家族は控え目な人が多いし、基本いい人たちなので傷つくことを言われた覚えがありません。
有難いことですね。
むしろ私のほうが毒を吐く危険性があるので心で咀嚼してしゃべるようにしてます。
義母が帰省する度に「2人くらい子どもが欲しかったね」と私に言うのが気になりますが、元々優しい人なので悪気が無いとわかってるから腹は立ちませんね。
これが嫌いな人に言われたらカチンとくるんだろうな・・
私も「今さら言っても仕方ないね」って言い返してますけど(笑)
keiさん
削除聞いてくれる友だちがいるって
幸せなことですね。
お友だちは 救われることでしょう。
気になることを言われた時、
keiさんのように サラリと
自分の気持ちを伝えられると
ストレスがたまらず良いんだろうな。
若松 美穂
美穂さん こんにちは。
返信削除ドキっとしました、今の自分に問われているようで。
昨日悩みを知人に話したら、とても温かい言葉を掛けてもらい
嫌な気持ちの整理の仕方のヒントを頂き、そして今日
美穂さんのブログからも。
ずっとやり場のない悶々とした思いをどうしたらいいのか
思い出すと哀しくて苦しい気持ちはどうすればいいのか
ずっと考えていました。でも答えは見つかりませんでした。
美穂さんの「向き合わない」「過去に置いてくる」
そうか…それしかないよねと。
すっと気持ちが流れていくような、そんな朝になりました。
ありがとう。
レオさん
削除良かった♡
それでも どうしてもまた
私はこう思うのに!
本当はそうじゃないのに……
わかって欲しいと思うことがあったら
誰かに しっかり聞いてもらうのも
良いと思います。
「ただ 聞いてくれるだけでいいの」と。
若松 美穂
美穂さん、私は2年前に義母を義兄家族とともに介護し、義母は自分の希望通り自宅で亡くなりました。
返信削除その間、私の心の中には様々な思いが沸き起こり、それは未だに義母のお墓参りにいったとき、義兄家族の話題になったときに思い起こされ、その時、私の気持ちを支えてくれず、わかってくれようともしなかった主人に対しても怒りと絶望感でいっぱいになってしまいます。
いまだにです・・・やはりそれがとても苦しいし、自分自身がそうしてしまっていることもわかっていました。
忘れて、過去において、割り切って・・・
私の子どもたちに対してのこともあり、なかなかそうすることができません。
匿名さん
削除介護頑張られたんですね。
ご主人のお母様が希望通りに最期を迎えられたのは
匿名さんの協力があってこそと
感謝しているのではないでしょうか。
問題はご主人との関係ですね。
私は今からでも良いと思うのです。
ご自分の気持ちを
ご主人に伝えてみるという方法もありますよ。
責めたり、「あなたはどう思っていたの」
と詰め寄ったら
相手は耳をふさいでしまう。
気持ちにシャッタ―をおろしてしまうから、
言葉のトーンを落として、
いつも話すように伝えてみる。
私は夫に話したことがあります。
自分の中で、
もんもんとしていた気持ちを。
「過去のことではあるけれど
私は何度も思い出して辛いの。
何も言わなくていいから
最後まで聞いてくれない?
他の誰にわかってもらわなくてもいい
一番近くにいるあなただけには
私がどう思ったのか聞いて欲しい
この先も一緒にいたいと思うからこそ
知っておいて欲しいの」と。
たとえ夫でも、
私とは別人格の人だから
自分と同じように「わかって」は
難しいと思います。
でも 聞いてもらっただけでも
変化が生まれるかもしれません。
若松 美穂
初めまして。現在、5歳と2歳の子供がいます主婦です。
返信削除結婚して、すぐに買った「素敵に暮らす節約生活」という本で、若松さんを知り、(当時はまだお子さんも小さかったです)、とても自然に節約して、インテリアも楽しみながら、また子育ても楽しみながら、毎日を大切にされている所にとても感動して、結婚して7年。ずっと、私の生活の励みになっていて、手作りのレシピや、靴下は同じのを買うとか。。。生活のバイブルになっています☆☆(照)
最近、サンキュのブログからこちらのブログを知り、毎日拝見させてもらっています。
そこで、相談があるのですが。。。私は、昔、パニック障害を患い、今でも、ストレスがたまりすぎると出たりしてしまいます。
私の症状は、食事後が多く、吐き気や、動機で、食事することが怖くなることも多く、特に外食が怖くなる傾向があります。
ですが、もともとは、友達づきあいも好きで、お出かけも大好き。でも、ランチは、パニック障害が怖くて、行けなくなっていて、、、そのことを、ママ友にも言えないし、でもお誘いを断るのも、最近無理が出てきていて、どうしたらいいのか、、、若松さんだったら、どう乗り越えるかお聞きしたくて、コメントに書かせて頂きました。(長すぎてごめんなさい)
病院へは、、、私の程度だと、薬が出て終わりだと思いますし、昔何か所か病院に行きましたが、この程度では、相手にしてもらえず、でも、パニック障害の予期不安に、悩まされてきました。
何も考えずに、ランチに行ったり、外食したいのに。。。友達とももっと仲を深めたいのですが、ちょっと出不精だと思われてるようで、気を使ってもらってるようで。。。。
今までは、ランチをやんわり断り、自宅に招いたり、次女が風邪で。。。と断ったりしていきました。
何か、するにも、ランチを挟むことが多いですし、とてもとてもこの先が不安になります。
主人にも言えず、(昔言ってみましたが、変なやつだとか、お前は異常者だと、理解はしてもらえませんでした)、家族のお出かけも断り続けています。。。が、長女も大きくなってきて、なかなかごまかすのも難しくなってきました。
調子が良ければ、外でコーヒーぐらいは、飲めるようになりましたが、、、何から解決していったらいいのか、参考までにお聞きしたいです。
長々と失礼いたしました。
匿名さんへ
返信削除本やブログを見て下さっているのですね。
本当にありがとうございます。
楽しいはずの外食が
怖いものになっては辛いですね。
私が思うに、ランチや外食に
こだわる必要はないと思いますが
いかがでしょうか。
『友達づきあいも好きで、お出かけも大好きで
調子が良ければ、外でコーヒーぐらいは
飲めるようになった』のならば、
調子の良い時に 友だちと
コーヒータイムを楽しむ……で
十分だと思います。
私の友人の中にも
「外食は、ゆったりできないから
好きじゃない」と家ランチだけ方もいるし、
「お昼はいい お茶だけにしよう」
という友だちもいます。
それでもおしゃべりと
楽しい時間が目的だから
私は 全然気になりません。
今 自分ができる範囲で十分だと思います。
一つ手を抜いても良いのかなと思うことは
「ちょっと出不精だと思われてるようで」
「気を使ってもらってるようで」
と他人の気持ちを想像すること。
これも 相手に聞いてみないと
本当にそう思っているのかどうか
わかりませんから(^_-)-☆
他人がどう思うかというよりも
ご自分の気持ちと体を第一に考えて
ご自分が「こうしたい」を
相手に伝えても良いと思います。
特に 家族にはごまかすよりも
正直に伝えて良いのではないでしょうか。
「私はおうちでご飯を食べた方が
安心なんだよ~。行きたい時には
私抜きで行ってくれー」って。
私も疲れている時や 用事がある時には
「パパと子どもたちだけで行ってきて―」と
お願いしますよ。
若松 美穂
若松さんへ
返信削除今回のブログもとても胸に響きました。考えるのをやめる…向き合うのをやめる。でもそれがなかなかできなくて。でも…どうして…理不尽で思いやりなない言葉がなかなか離れないです。どうしたら向き合わないようにできるだろう?思い出さないようにできるの?時間がたつのを待つしかないのかな。もう何年もたつことや最近のことまで悔しくて悲しい感情とまた向きあってしまう私です(T ^ T)忘れたいです!気にならなくなりたいし、考えないようにもしたい。ついでにサラリと言い返せるようにもなりたいです。子供達には感情爆睡させるくせに他人には言い返すことができないんです。気弱でダメな私です。傷ついた
その時にちゃんと言い返す事ができたらもう少し楽かもしれないのに…とおもいます。
さくらんぼさんへ
返信削除今回は私の話を……。
私も理不尽で嫌だなーと思うことを
数え切れないほど言われてきました
昔の私は、それを一つ一つ受け止めて
苦しんでいました。
「どうしてそんなことを言うの」
「違うのに……」
思っても思っても
嫌な言葉がやむことはないし、
誰も過去から消してはくれないのです。
唯一消すことができるのは自分だけ。
今、その言葉たちは
私のはるかかなたを
わけのわからない
象形文字のようになって
スーッと通り過ぎて行くだけです。
私に近づいてくることもないし、
その文字を読むことができないから
傷つけられることもありません。
誰がそうしてくれるの?
どうしたら、そうできるの?
他の誰かが何かをしてくれるのではなく、
自分でそういう情景を思い浮かべるのです。
「そんな言葉で心を悩ましたりはしない」
と 自分で決めるのです。
時間はかかるかもしれませんが、
決めて行動することで、
できるようになりました。
まずはその嫌な言葉を
自分の手の中から
遠くへポーンと投げてみませんか。
帰ってきたらもっと遠くへ
投げてみてください。
何度でも何度でも。
いつか 離れて行ってくれる時が
来ることを願っています。
若松 美穂
お返事ありがとうございます。とても嬉しかったです。ポーンと投げるところ思い浮かべながらやってみます。私もそんな言葉にもう傷つけられない!って思いながら何度も何度も遠くへ投げてみます。思考にはクセがあるから、それを治すって大変だけどできるようになりたいから。
削除いつも温かいお返事本当に嬉しいです。ご主人のご家族が若松さんに変わらず笑顔で接してくださるのはきっと大切な存在だからだと思います。私も広くて優しい強さを持てるよう頑張ってみます。ありがとうございました。
さくらんぼさんへ
削除そうそう!
「私は そんな言葉には傷つけられない」
って思うこと すごく大事だと思う。
私も似たような言葉
けっこう自分の中で呟きますよ。
そして「そうだ!そうだ~!」
って またつぶやく。
それだけで楽になれるから(*^_^*)
若松 美穂
はじめまして、こんにちは(^^)
返信削除わたしもサンキュから、若松さんの事を知り、書籍等読ませて頂き、色々と参考にさせていただいています。
聞いていただけますか?私の場合は逆なんです。
傷つけてしまった側なんです。
職場で尊敬している上司(女性Aさん)がいます。仕事に対する姿勢も指示も的確で、一緒に仕事している人たちの事もよくみておられ、この人がいるから、何かあっても聞いてもらえる、わかってもらえる、みたいな信頼も厚い人です。
そんなAさんが、ある日突然、私とは仕事上の話をするときも目も合わして下さらなくなり、私が質問した事でも、隣の人をみて話す・・・一つだけ思い当たる事があるといえばあります。
どうしてもAさんが納得できない対応をされる件があり、そのことについては、他の職員さんとも何度か話した事があります。きっと、その話をどこかで聞かれたんだとおもいます。
それはきっと聞かれた方にしてみたら、悪口でしかないですよね。
私も直接不満があるなら、本人に言えば悪口にはならなかったと・・・
そのような状態がもう一年以上続いています。
私自身は普通に接するよう心がけているんですが・・・
聞いた方は、傷ついているわけですから、なかなか許せないですよね。
自分の口から発した事だから、今の状況を受け止め続けるのが、自分が傷つけてしまったことへの謝罪かな・・・と思っています。
上司だけに、直接なにがあったか聞くこともできず。
不満など口にださなければよかったのだろうけど・・・
傷つけてしまった方も、やはり傷つけたことに気づいた時は、つらくて・・・
長々と、読んでいただいてありがとうございました。聞いていただけただけで少しだけ、心が癒されました。