「every」の特集で
”荒れる少女14才
カメラが追った母と娘”
という題名で ある一組の
親子の5年間を追った
ドキュメンタリーが
放送されました
母は外国人の夫と離婚
二人の子どもたちは
成長し 家を出て
末っ子の女の子を
一人で育てている
仕事に没頭し 帰宅は深夜
朝と夜の食事は
作って出かけるという
生活の為には 仕事が必要
食事もきちんと作っていて
一見 母業を
やっているようにも見えます
ところが
毎朝 友だちが家を訪れ
メイクをしてから
中学校へ行くという娘には
「この部屋に 朝食を
持ってこようか」と
的外れな言葉をかけてしまう
「明日は9時半待ち合せね」と
明らかに遅刻をすると
思われる約束を
友だちとしていても 母は
背を向けたまま 何も言わない
自分が出ていった後
娘が学校へ行ったのか
何時に着いたのかを
確認するでも
把握しようとするでもない母
子どもに反抗されること
暴力をふるわれることを恐れ
向き合えない
向きあうことを避けているんですね
最後には
「自分では育てられない」と
その子の行動が
母に訴えているようにも
感じました
お母さんこっちを向いて!
何か言って 時には叱って
私は まだ中学生だよ
一人にしないで
寂しいよ
生活費を稼ぎ 食事をさせるのも
大切な親の役目です
でも それだけで
親とは言えなくて
社会の中で生きていくために
必要なことを教え
あなたは 大切な存在
私はいつも気にかけているよと
言葉で 態度で表し
何かあれば 共に
困難に立ち向かう姿勢を見せる
親に与えられた使命は
まだまだあって……
TVを見ながら 何度も
「私はどう?」と
自分に問いかけました
それでも この母は
偉かったのです!
「母と一緒にいたい」という
娘の気持ちを大切にし
すぐに転校をさせ
以前よりも
短い時間の仕事に変えました
放課後 娘は
家のすぐ近くで
勉強を教えてくれる人の元で
過ごすことで
寂しさを感じずに済む状況に
勉強もするようになっていきます
ほんの一年という短い間に
娘と母の関係は修復され
無理だと思っていた
高校受験にもチャレンジ
合格
その後 就職
結婚して 出産
今 母(祖母)は頻繁に
娘の家を訪れ
孫を可愛がっているといいます
「あのことがあって
良かったと思っています
大人になったら
人に注意されることなんて
少ないじゃないですか
子ども(娘の兄)に
お母さんが間違っていると
言われて気がつきました」
確か 母親は
そんな言葉を口に
していたように思います
もちろん 一番大変な時に
助けを求めた
ある団体の協力が
最も大きかったと思うのですが
その人たちの助言を受け入れ
変わろうと思い
実際に行動に移した
母と娘
二人の力でもあると思います
これからも 二人とご家族の未来が 明るく照らされていきますように |
若松美穂がナビゲートする
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