大人になってもそれは続き、
なかなか新しいことに
チャレンジできずにいました。
なぜって、失敗するのが怖かったから。
“良い、悪いの判断は人それぞれ”、
とわかっていても、周囲の反応が怖かった。
たくさんの失敗を繰り返した今なら、
失敗も経験。「そこからわかることもあるさ」
と思えるのだけれど、その頃は
「失敗は許されないですから」なんて
言葉を私に向ける人がいたら、
ますます足は前にむかず……。
先日、私の人生で3回目の講演会を
開きました。正直、私、人前は苦手です。
「読者モデルとして雑誌に出ているのに……」と
言われますが、あれは私が人前に出ているのではなく、
写真が人前に出ているだけ。
大勢の人を目の前にすると、
緊張してのどはカラカラに乾くし、
何度も練習したはずなのに
次に何を話すのか、一瞬飛んじゃうことも。
それでも、1回目、2回目に比べたら、
少しリラックスできたし、結果よりも、
“伝えたい”という思いの方が大きかった。
今は思います。緊張感いっぱいの
最初がなかったら、今回の私はないな。
前回、前々回の反省点が、今の役に立っていると。
「誰にでも、何にでも、最初はあるんです」。
何かを始めようとして、一瞬躊躇するとき
ある方に言っていただいたこの言葉を、
自分に向けることにしている私です。
| なかなかテニスが上手にならなくて、 失敗しては、しょげていた次女。 今は少し成長し、「私はまだ下手だけど、 上手な人の中に混じってやるのはいいね」と、 楽しんで続けています。きっといつか、 そうして乗り越えたことが力になるよ。 |
ああわかります、わかります。
返信削除何事も
「他人の自分のイメージを壊したくない、
自分の自分のイメージを壊したくない」
この一線をえいっと飛び越えると
自由になれるし
のびのびと成長しちゃうんですが・・・
この「えいっ!」まで
時間のかかるわたしです。