ひとしきり泣いた私の背中を
さすりながら、夫が言いました。
「悲しいけれど、今はとにかく
生きている人のことを考えよう」。
その言葉で、私は娘たちの母親であることを
家族を支える立場でいる自分を再認識しました。
ただただ悲しんでいるわけにはいかない。
私たちは、今もこの瞬間を生きている。
亡くなった人のことは、頭から離れるわけがない。
だからこそ、その人へのおもいを胸に抱えつつ、
その人が大切にしてきた人たちのことを思おう。
面白いことがあれば笑い、共に食べ、共に眠る。
皆が元気に過ごすことが、
何よりも天国からの願いのはずだから。
きっと、どこかから見てるもんね
亡くなった人の為に泣くのはお葬式までです。
返信削除そこからは、その人の分まで生きてほしいです。
毎日を楽しく暮らしてくれることが
亡くなった人の願いだと私も思います。
空の上から微笑みながら見守っていますよ。
若松さん
返信削除本年も色々なお話し楽しみにしています。
わたしは毎年この時期になると
心がゆっくりと止まります。
わたしも昔のことになりましたが
阪神の地震で被災したからです。
わたしの家族は無事ではありましたが
それだけに生きる負い目や
目には見えないいくつもの壁を体験しました。
だからもどかしいんです、
自然の厳しさに…。
一歩ずつ一歩ずつを、
一つずつひとつずを慈しむそのお気持ち、
痛いほど伝わってきます。
わたしも毎日を大事にします。
いつかはどれもが通る大切な人の死。
返信削除そのことばかりにとらわれそうになるけど、
生きている人のことも考えていかなくては・・・
いや、それが最優先なんだけど、忘れかけてしまいそうになりますね。。。
とても為になるお話しをありがとうございました。
みよさんへ
削除ほんと、これからも
何度もあるんですよね。
私も忘れずにいようと思います。
若松 美穂